マガジンのカバー画像

茅葺屋根の再生

16
受け継いだ茅葺屋根の家。自分たちでできないかなと思い立ってスタートした茅葺屋根再生。やればできるもんや。
運営しているクリエイター

#まねきや

かやぶきの家 まねきや

茅葺屋根の家は、武家政治時代に流行った瓦屋根は農家住宅では禁止された為、農家住宅の代表例らしい。 北海道には、150年の歴史しかなく、といっても文明の話ってことかな。アイヌやその他にもいたらしいし。とりあえず、日本の歴史にはない。ということは、本州で当たり前の茅葺屋根は入ってきていなかった。 アイヌの建てる『チセ』という建物にも茅葺屋根を使用しているが、どうやら施工方法が少し違うらしい。見た目としても日本古来のものは、屋根が一体化して見え、段差などはないものがほとんどだが

茅葺2日目

やはり、職人の朝は早い! 『かやぶきの家 まねきや』にあったルービックキューブ。バラバラだったのに完成している!実は茅葺職人の本間さんは、この茅葺屋根の家に泊まってもらっている。昨日、冗談で 「ルービックキューブあるんで完成させてくださいよ〜」 と言ったら、本当に完成させちゃったらしい!YouTubeを見ながら3時間くらいかけてやったらしい!集中力がすごいな!まねきやに来た子供達がみんなビックリ!一躍子供達のヒーローになっていた。みんなやり方を教えて欲しくて本間さん

点検からスタート

あいにくの雨!悩ましい! でも、茅葺職人の本間さん参上!フェリーは相当揺れたらしい…。ありがとうございます…。 気を取り直して!軽トラ1杯分の茅も積んできてくれた!それを早速下ろしてまずは現状の点検から。 茅が本来は、軒先に庇のようにある程度出っ張るものだが、だいぶ減っていて木材に水が当たるくらいになっており、しかも薄くなってしまっている。直接木材に水が当たることはかなり良くないということで、その部分まである程度の応急処置までできたらいいとのこと。 この角の軒先を直す

本番の準備

いよいよ今日(8/18)、茅葺職人の本間さんが秋田から来てくれる。 今回は、自分達で刈り取った茅も当然使用する。その茅を刈った茅場は茂辺地という場所で、『かやぶきの家 まねきや』まではまあまあ遠い。使う分を当日移動するにはタイムロスがあるので、今日ある程度近くまで運ぶことにした。 昨年の11月後半から約1ヶ月間、行けるときに刈った分。軽トラ2台分になった。 茅の移動作業には、まねきやに通う子供たちやそのお父さんも手伝ってくれた。 実は、この茅葺屋根の家は、放課後クラブ

デバンヲマツ

ミエルケシキ

茅葺屋根ってSDGs

ひょんなことから所有した茅葺屋根の家。 昨年、秋田の茅葺職人、本間さんが来てくれることになり、3日間仲間で茅を葺いた。 昨年の様子等はこちら ←をクリック 茅葺屋根の家の『茅を葺く』という初めての経験をしたが、炎天下の中、結構しんどかったが、『楽しかった』が一番大きい。ほんとに楽しかった。屋根を自分の手で直せるなんて、茅葺はまじで最高で最強なんじゃないか?SDGsやらなんやら言っているが、完全に体現している。 ①材料はそこら辺に生えているもの ②古くなった茅は土に還