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茅葺屋根の再生

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受け継いだ茅葺屋根の家。自分たちでできないかなと思い立ってスタートした茅葺屋根再生。やればできるもんや。
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#我が家のDIY

本番の準備

いよいよ今日(8/18)、茅葺職人の本間さんが秋田から来てくれる。 今回は、自分達で刈り取った茅も当然使用する。その茅を刈った茅場は茂辺地という場所で、『かやぶきの家 まねきや』まではまあまあ遠い。使う分を当日移動するにはタイムロスがあるので、今日ある程度近くまで運ぶことにした。 昨年の11月後半から約1ヶ月間、行けるときに刈った分。軽トラ2台分になった。 茅の移動作業には、まねきやに通う子供たちやそのお父さんも手伝ってくれた。 実は、この茅葺屋根の家は、放課後クラブ

屋根の材料集め

『家の屋根を直す』 屋根を貼り替える、塗装する、一部修繕する。普通に考えると業者発注の一択。 それが、茅葺になるとそうとも限らない。まあ、昔は自分達、というか集落の人達で屋根の修繕をやっていただのだから。DIYという言葉が流行ってだいぶ経つが、いつからなんでもかんでも業者に発注する分業システムになってしまったのか。DIYのような日本語ってあるんかな。 茅葺は、今のところ職人さんに一から教えてもらわないと全く進まないのが現状だ。なんとか技術をものにして自分達だけでできるよ

茅葺屋根ってSDGs

ひょんなことから所有した茅葺屋根の家。 昨年、秋田の茅葺職人、本間さんが来てくれることになり、3日間仲間で茅を葺いた。 昨年の様子等はこちら ←をクリック 茅葺屋根の家の『茅を葺く』という初めての経験をしたが、炎天下の中、結構しんどかったが、『楽しかった』が一番大きい。ほんとに楽しかった。屋根を自分の手で直せるなんて、茅葺はまじで最高で最強なんじゃないか?SDGsやらなんやら言っているが、完全に体現している。 ①材料はそこら辺に生えているもの ②古くなった茅は土に還