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茅葺屋根の再生

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受け継いだ茅葺屋根の家。自分たちでできないかなと思い立ってスタートした茅葺屋根再生。やればできるもんや。
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デバンヲマツ

ミエルケシキ

茅葺屋根復活計画始動!

茅葺屋根の家を一時的に補強をしてもらった。 これでとりあえず一冬様子を見て、春に軒を取り替えて茅を補修予定。 できるやろか。 そして、その茅の原料の『葦』を水曜日に取得しに行く!尾札部と蓴菜沼。 蓴菜沼の管理をしている七飯町魚組の組合長に了解を得て、準備完了!

茅葺屋根再生に向けて -茅取得編-

茅葺屋根の家の屋根再生するために! 茅葺屋根を直せる業者が函館近郊におらず、青森や秋田から呼ぶしかない状況。そしてべらぼうにお金がかかる。ということです自分でやってみようと勝手に始めてみる。 まずは茅(葦)の取得に! まずは南茅部の八木川、そしてその先の見日橋の下(川名分からん)、それから蓴菜沼。 と3箇所。見日橋の葦が一番しっかりしてて状態が良かった。 八木川はあまり取れなかったが、流れが緩やかで雰囲気のいいところで癒される。 蓴菜沼は少し細いのが多いが、量がめっち

茅葺屋根の家、再始動!

さあ、とりあえず!という行き当たりばったりで進んできた茅葺屋根の家、再生プロジェクト。って、今、初めてそんなタイトル言ってみた。 まだ、屋根を修復できるかは分かっていないが、別軸はどんどん進み始めた。 藤吉大志さんが代表を務める放課後クラブがここを借りて、運営をしたいと。早速、所有者の安藤さんに相談したら、急展開! 「土地も建物もあげるから、アナタの好きにしなさい」と。 そんなことあるんやな〜。という訳で、所有権移転を完了させて頂いた。これで、余計に真剣に茅葺屋根を直

茅の引継ぎ

茅葺再生プロジェクトをやり始めて、コツコツと茅を刈ってきたが、今回面白い話が舞い込んできた。なんと、20年前に建てた茅葺の家があり、その茅を下ろすという情報が入った。 使えるものであれば、ぜひ、中古であろうが頂きたいということ。 時間のある時にチマチマと揃えることにも限界を感じており、一気にもらえるチャンスがあるのであれば、めちゃくちゃ嬉しい。そして、茅を下ろした後の状態や20年の茅がどうなっているか含め、全て勉強になる。 自分の都合だが、実際に茅を下ろす初日は参加

初茅葺DAY

ついに集めた茅を使う時が! 暖かくなったら。と言っていたが、コロナがあって、なかなかどうするかがはっきりしていなかった。 そんな中、雨漏りが少しヒドくなってきていた。 借りてもらっている代表者の大志さんと話をし、近々とりあえずやってみましょう!となった。正直、やり方がいまいち分かっていない状態だったのが、ブレーキになっていたのかもしれない。 とにかくやることを決めてしまえば、あとはもうやるだけ!自らの人脈をフル回転させて、頼りになる人たちに声がけ! 陶芸家の大志