災害と繁栄 〜函館の歴史〜
函館の歴史は大火の歴史という人もいる。
明治時代というのは44年の歴史があるが、その明治だけでも19回も大きな火事、いわゆる大火にあっている。ほとんど2年に1回のペースだ。ようやく復興の兆しが見えた頃にまた大火に見舞われるというのを繰り返したのかもしれない。その当時の家というと今のように効率化された家ではないし、職人が一から作っていたから、家が1棟建つのも時間がかかったかもしれない。そうなるとようやく建て替えたらまた燃えるということもあっただろう。これによってかなり疲弊した