盆栽林ヒデ美 魂の台所

外食。

其れ即ちお手本である。
そこにリスペクトがある。
素人が真似してはいけないモノも多々ある。
其れは天ぷらにはじまり。
とんかつもそう。
もしかしたら、チャーハンですら。
家庭とプロの調理場では調理環境がそもそも違うわけで。
家庭で再現できないもの、もしくは実現できないモノは家庭料理としては避けるべき。

そこでヒデ美が其の眼を光らせたのが「鶏そぼろ」。
両国で購入したお弁当に気をよくしたのか、これならイケるわよと真似してみることにした。
しかし、完コピできないヒデ美。
絶対に自己流が我慢できない研究家。
両国は鳥のみのそぼろだったのに。
ヒデ美はニンジンもはいるし、出汁としての椎茸やキノコ類も混ぜた。
もしかしてカサ増しだったのか。
そんな貧困のなかにも輝くお味。
マジ美味い。
砂糖はガツンと効かせたほうがいいな。
後日お弁当として持てるのもヨシ。
これは定番メニューになりそうです。

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