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例会レポート 5月

5月例会

令和5年5月21日(日)、永福和泉地域区民センターにて5月例会が行われました。

テーマ「挿し⽊・取り⽊」

今月は我らが支部長・畔柳氏を講師にむかえ、梅⾬に向けての挿し⽊・取り⽊での素材づくりについて、実技形式で学びました。

素材たち、ザンッッ!!!

この講義のために畔柳氏がお持ちくださった素材の数々…。さまざまな樹種および草がひしめています。(ありがとうございます!)

畔柳氏は、グリーンアドバイザーの資格を持ち、東京支部以外でも講師を務めておられますが、そんなこんなで時事やSNS関連にもお強い。ChatGTPに吐き出させた資料をお持ちになるなど、ユニークです。
なになに…「挿し木をした植物が発根する原理を科学的に考察すると…?」あっ、資料は配って終了なのですね。(笑)

3月に真柏のテーマで講師をしてくださった阿藤氏とも掛け合いをしつつ、取り木作業前の準備について、重要なポイントなどお話いただきました。

実践。さあ、取り木はどんどんやってください。

めいめい気に入った素材を選び、各自持参した道具を使って作業をしていきます。格闘する会員たち。1人で作業していると気づかないことやわからないこと、煮詰まりがちな部分を丁寧に指導いただきます。
畔柳氏いわく、「どんどんやってどんどん失敗してください。失敗して覚えないと上手くならないよ!」

数名の方が昨年同テーマで作業した「その後の木」をお持ちくださり、成果を確かめ、確実にステップアップしている様も大いに刺激になったことでしょう。
また、支部では実践編は稀なので、重鎮の取り木手捌きを間近に見られる、ベテランさんの針金かけを観察できるなどレアで嬉しい機会に恵まれた会員もいたようで…。

それにしても、畔柳氏がお持ちくださった素材は、古いの繊細なの珍しいのと選ぶ楽しみもあり、草物のおまけつきで参加者にっこり。さらに会員さんからのお裾分け以上のお裾分け素材もいただいていつしか盆栽バッグがパンパンに。恐縮です。
各種ご準備から搬入・テーブルを飛び回ってのご指導まで、畔柳氏の半袖姿が眩しい5月(最高気温27C°)。ありがとう5月。なお発根は2〜4か月後。切り離しに不安のある方はお持ちくださいね。
以上現場からお伝えしました。

(蛍)




日本小品盆栽協会東京支部では例会の見学を随時募集しています。
詳細はこちら例会案内
次回の例会日時:令和 5 年 6月 11 日(第 2 日曜日)
お問い合わせは事務所、公式LINE、またはメールフォームよりお願いします。


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