例会レポート10月
10月例会(秋の親睦会)
令和5年10月8日(日)、秋の『親睦会』を行いました。
『安藤農園』さんを訪問
東京支部では、毎年春と秋に会員の交流を目的とした『親睦会』を行っています。
今年の秋の訪問先は『安藤農園(川崎市・稲田堤)』さん。
山野草・苗木を専門に販売している、卸が中心の園芸店(農園)です。特に山野草は一般的な園芸店では見かけないものも多く、日本古来のものから洋種まで、品揃えが豊富です。
東京支部としてこちらにお邪魔するのは、2013年の春の親睦会以来、10年ぶり。
新人・ベテランを含め、10名の会員で伺いました。久しぶりの訪問で、案内の役員もうろ覚えの道中でしたが、和気あいあいと無事目的地に到着しました。
道を挟んだ広い圃場には、山野草を中心に小品盆栽に最適な苗木・素材木が一面にずらりと並んでいます。
向かいには、大きなビニールハウスも。育成環境や素材の状況、状態にあわせて、ていねいに育成・管理されている様子。手入れされた姿が美しいです。
変わるものと変わらないもの
植物名、樹種名に繋がるヒントがあれば、成長の様子から、花期の姿、おおよその栽培方法や増やし方まで、今はスマホ・PCで簡単に検索ができます。
ですが、実際の素材を前に葉の色、株の様子、サイズや特徴を見極めて、どれを選ぶのがよいかの相談は、経験と実体験に勝るものはありません。
おすすめの品種や、棚場に合わせた管理方法、よい素材や性の選び方、見分け方など、アドバイスを受けながら、思い思いに買い物を楽しみます。
このような交流もまた親睦会を行う大切な目的の一つ。10年前と変わらぬその光景を見ることができるのは嬉しい限りです。
その後は有志にて『季の風(三鷹市・三鷹台)』さんへ。
素晴らしい鉢や盆樹を沢山拝見し、店主の楽しいお話を伺い、こちらでもまた一際幸せな時間を過ごすことができました。
盆栽三昧で満喫の1日。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
→参加者の声
●安藤農園の圃場の広さにびっくり。木モノもあるが沢山ある草物にも驚いた。秋草寄せ植の材料を幾つか買った。(Aさん/盆栽歴20年会員)
●初めての安藤農園。草好きにはたまらない山野草パラダイスでした。久しぶりにたくさん買い物しちゃいました。(Bさん/盆栽歴4年会員)
●10年ぶりの訪問。あまりの広さと種類の多さに驚愕し、どうすれば。。。と途方に暮れたのは懐かしい思い出です。皆と相談しながら探し出す楽しみを、再び味わうことができた充実の親睦会でした。(Cさん/盆栽歴11年会員)
(畔柳)+(編・卅)
日本小品盆栽協会東京支部では例会の見学を随時募集しています。
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