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決してローカルでは無かったです

3月24日に福島へ行ってきました。個人的には群馬、新潟と続いて、3日連続の日帰り旅行です。

最初は宇都宮線で宇都宮駅へ。ここからは人生初のE131系です。乗った感想としては、思ったより悪くは無いです。乗り心地も205系と比べれば圧倒的に良く、約1時間の乗車時間の半分を寝て過ごしていました。ただ、停車中は半自動ドアのため、車内が暖まりすぎているようにも感じました。

黒磯駅からはデッドセクションを挟んで交流電化となるため、E531系に乗り換えです。黒磯駅構内は交流と直流両方の電車が入線できましたが、完全直流化し福島側にデッドセクションができました。最初はE531系に加えて、磐越東線の予備車であるキハ110形が使われていましたが、混雑状況と車両運用の面からE531系に統一されました。6年前にキハで往復していましたが、現在では貴重な経験ですね。
さて、このE531系ですが、3000番台と番台分けされています。耐寒耐雪仕様となっており、モハ車の側面にはルーバーもあります。車内設備的には大きく変わりませんので、水戸線と同じような感覚で過ごせました。

新白河駅からはついに東北地区の車両になります。個人的には東北本線でE721系に乗車したことが無かったので、ボックスシートに座りたいと思っていたのですが、見えてきたのはハロゲンライト。701系だと一発でわかりました。しかしよく見ると後ろの車両は車体の断面が異なっており、E721系だとわかりました。
新白河駅から郡山駅まで4両編成の普通列車でしたが、日曜日ということもあってか結構な混雑でした。旅行で乗っている人や地元の学生、遊びに行く人など、様々な目的を持った人が乗っている様子でした。

郡山駅に到着したら約10分の乗り換え時間で福島行に乗車します。ここで待っていたのは701系2両編成2本の4両編成。12人掛けロングシートを誇る通勤車両です。この時知ったのですが、東北地区の車両は中間運転台の車掌台側は立ち入りが可能なのですね。地元の人たちと思われる人が結構使っていました。そこで自分も乗ってみましたが、案外快適さでした。窮屈さも感じますが、立っている分には問題ありません。車掌台に荷物も置けるので、居場所としては優秀です。

約40分かけて福島駅に着くと、そのまま乗り換えです。駅前を歩いて福島交通の福島駅へと向かいます。しばらく待つと、遠くからゆっくりとやってきたのは元東急1000系の2両編成。3両編成も存在しますが、基本的にラッシュ時間帯のみに使われます。もやしは2021年の6月以来の福島交通です。独特なドアチャイムに懐かしさを覚えながら、ゆっくりと東北本線と併走します。桜水駅から先は初乗車の区間です。勾配の登ったり下ったりしながら進んでいきます。

30分かからず終点の飯坂温泉駅に到着すると、列車はすぐに折り返していきます。2両編成2本で運行する日中は、慌ただしく見えます。さて、温泉には入らず、そして駅前を散策する訳でもなく次の列車でまた福島へ戻ります。1時間半程の福島交通の旅は懐かしさと新鮮さがある時間でした。

福島駅へ戻り向かいのホームへ行くと、そこには阿武隈急行の列車が発着します。しばらく待つと、列車が来ました。個人的には8100系を期待しましたが、来たのは新車のAB900系でした。しかしどうやらこの編成、つい最近運行開始した新車のようで、綺麗なうちに見られたのはラッキーだったのかもしれません。

さて、阿武隈急行の列車も見送り、駅前を散策したあとは上り列車に乗ります。その前に偶然停車していた白石行を撮影して新白河行に乗り込みます。

郡山駅に到着したら下車します。新白河駅までは行かず、ここでしばらく滞在します。乗ってきた列車はここで20分程停車し、新白河駅へ向けて発車していきました。

さて、郡山駅では色々な列車を撮影していきます。とは言っても2車種の電車と2車種の気動車しか来ないので、少し物足りなさはあるかもしれませんが、南関東の人間としてはそれでも楽しいのです。まずはE721系と701系の並びから。見比べるとE721系の車高の低さがわかります。

郡山駅には郡山車両センターが隣接しており、色々な地域で活躍する車両が見られます。この日は入場中のE531系やE657系、鶴見線で活躍した205系や、運用の合間に留置中の気動車が見られました。

写真は磐越東線のいわき行列車です。1両編成で運行の列車でしたが、乗車率は高く、扉が閉まり切るか心配なくらいでした。もう1両繋いでも良いとは思いますが、どこかで急激に乗車率が落ちるのでしょうか?いつか乗ってみたいところです。

1番線には磐越西線の会津若松行列車が停車していました。以前南東北を回った際に喜多方ラーメンを食べたことを思い出します。
E721系は客車用ホームに合わせて床を低くするため、車輪は小径の物が使われているそうですね。おかげで701系にはあったステップが廃止されています。しかし乗務員室の扉は低くないため、少し独特な見た目の側面です。

今度は磐越西線の1番線から撮りました。E721系同士の並びですが、左は2両編成の0番台、右は4両編成の1000番台です。帯の色で判別できますが、もやしは1000番台の帯の方が色味的に好みです。

その1000番台を福島方から撮影。2両目と3両目の連結部は、窓が小さくなっています。E129系でも見られますが、面白い違いですね。そういえば0番台では連結器にカバーがかかっていますが、1000番台ではかかっていませんでした。しかし上の写真ではかかっていることから、直前まで連結運用に就いていたのでしょうね。

さて、ホームが代わり水郡線のキハE130系です。ハイブリッド気動車で、久留里線でも走っていたり、兄弟車が小海線にもいます。こちらは2両編成の列車ですが、乗車率は程々と言った感じでした。先程の磐越東線と入れ替えてもいいような…きっと理由があるとは思います。

さて、もう一度E721系の並びです。しかし左側の磐越西線は快速列車で、一部指定席となっています。HMも掲げられており、普通列車とは異なることがアピールされています。そして右の東北本線の列車は6両編成です。1000番台が前に繋がっており、輸送力としては豪華に思えます。後ろ2両はガラガラですこしもったいない気もしますが…ボックスシートに座りたい人なら穴場かもしれませんね。

 

さて2時間滞在した郡山駅を出発し、新白河駅で乗り換えて黒磯駅へ行きます。接続時間が短く、新白河駅で写真を撮ることはできませんでした。黒磯駅からは再度E131系です。ボックスシートが続いた後にオールロングシートはキツイようにも感じますが、意外とそうでも無いんですよね。しかし3両編成であることと夕方であることから、日曜日とはいえ乗車率は高かったです。

宇都宮駅に到着すると日光線鹿沼行列車が停車していました。205系時代は空転による遅延をよく聞きましたが、E131系になってからはどうなったのでしょうか?日光線でモーターを唸らせ走る205系も乗ってみたかったです。もやしは日光線自体は往復で乗ったことがあります。しかしその時は185系による臨時列車でしたので、一般車で乗ったことはまだありません。いつか日光に行く際に乗ってみたいです。

さて宇都宮駅では最近新たな鉄道が開業しましたね。法律的には鉄道ではなく軌道ですが、大きな括りでは鉄道です。宇都宮ライトレールが東口に開通したので見に行きました。実は普段使っているコンデジが壊れてしまい、この写真が唯一撮れたものです。いつかしっかりと撮影しに来たいと思います。
さて、カメラが壊れたこととこれから先はただ普通に帰るだけでしたので写真はありません。3日間続いた日帰り旅行は6年前に巡った場所に再訪問することが目的でしたが、6年間の間に新たに行きたい場所が生まれ、そこへの訪問もできました。コロナ禍で旅行していなかった身としては、この3日間はとても楽しいものでした。
なおこの直後にまた旅行していますので、そちらもそのうちnoteに出したいと思います。

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