1割しか聞き取れなくても子どもに英語で映画を観せる理由
こんにちは、ぼのぼです。
中国の娯楽として人気の高い映画ですが、私も子供と月に一回は意識して映画館に足を運ぶようにしています。コレが意外と英語習得に役立っているので、その理由を考察してみました。
理由1:長時間リスニングに集中できる。
例えば「スパイダーマンの最新作だ!」とウキウキで映画館の椅子に座らせたらしめたものです。
映画が始まるやいなや、子どもはそのシーンからどのような会話がなされたのか、推測してストーリーを追うことになります。
この推測するという力が実際のコミュニケーションでも威力を発揮しますよね。相手の長い会話の中から、一つか二つの単語を聞き取っただけでも、何を言おうとしているのか頭をフル回転させるでしょう。
もし自宅でリスニングの勉強をするとなると、こんなに長時間集中させることは不可能だと思いませんか?
理由2:モチベーションが高まる
「好きこそものの上手なれ」ということわざにある通り、英語学習にもっとも必要なものは「見たい・知りたい」という気持ちです。
例えば、自分が英語の勉強を始めた頃を思い出してみてください。
中学生の頃、学校の宿題はそっちのけで、ボン・ジョビやマドンナの歌詞を辞書で引いたり、どうしたら英語でかっこいいラブレターを書けるか調べたりした経験はありませんか?(私だけ?w)
そう考えると親に期待されることは、学校や塾と同じように子どもを机に座らせてテキストを進めることではなく、知的好奇心を刺激するきっかけを与えることではないかと考えるわけです。
もちろん映画でなくても構いません。英語を話すユーチューバーの動画を見せたり、実際に英語を話す体験をさせたりするのもいいですよね。
今の子はそれぐらい当たり前なのかもしれませんが、我が家ではゲームのチートは日本語より英語の動画を検索した方がレアな発見があると気がついたようで、自分で調べるようになりました。
あらゆる手段を使って英語に触れる機会を増やし、学習意欲を高めて達成したい目標に向かってすり寄っていく。
一見すると遠回りなようですが、長い目で見るとモチベーションの持続に繋がりますよね。我が家ではその手段の一つが映画なのです。
まとめ
たとえ1割しか聞き取れなくてもいいんです。
「どうせよくわからないから行かない」ではなく、それでも映画を楽しめるという姿勢を親自ら子どもに見せることも英語学習に良い影響があります。(とはいえ、たまに子どもは映画館で寝てることもあります・汗)
「できない・わからない」は思考停止の始まり。
できなくても・わからなくても、そこから何が必要か考えることが大切なんですよね。
私自身、英語がペラペラではなくコンプレックスがありますが、中学英語を駆使して行きたい国を旅行し、できるだけ子どもの英語力を高められるようサポートに奮闘しています。
三日坊主で努力が嫌いな割りに、私が英語教育にこんなに熱心になれるのは、ひとえに「子どもに広い世界を見て欲しい」と願っているからなのです。
中国は色々とネット規制があるので、サポートは帰国後に次のステップに進むときに活かそうと思っています。今は広州の色々な城(問屋)を攻めてます(w)