【メニュー構成】利益を上げなくてもいい?むしろ、上げてはいけないものとは?



小規模サロン独立開業アドバイザーのボーノです。

 

 

商品・サービスを買うタイミング

 

うちのサロンの近所には、スーパーがいくつかあるんですよ。

で、週に一度。そのうちのひとつに行くんですね。きまった曜日に。

それはですね、特売の日。

 

 

野菜、肉、鮮魚、果物、冷凍食品、惣菜などなど。。普段よりもお得に購入できるので、きまって買い出し。

こないだなんて「玉ねぎ1個30円」「じゃがいも1個20円」「もやしに至っては10円!」

 

 

 

「あっ、これいつもより安い!これもそう!これなんかは先週見たとき、もっと高かったのに!」

 

 

今日安っ!!

 

 

こんな調子なんでついつい、色々買っちゃいますねー。別に、粗悪品じゃないんですよ!良いものがリーズナブル。

こんなに安くて利益出るんですかねー??

 

 

 

で。別の日。

コンビニに行ったんですけど、もうおでんが売られてたんです。「おでんセール!!全品70円!!」

 

 

安っっ!!

 

 

たまたま食後だったので購入しませんでしたが、これが寒い冬、ちょっと小腹が空いてたら買っちゃう。

ついでに。そう、ついでにねー。。

 

 

 

メニュー構成は分けて考える

 

 

旅行会社の格安ツアー。

ファーストフード店の100円メニュー

漫画、雑誌の期間限定での無料購読。。。

 

 

もうお気付きですよね。

これらの商品では利益は出ません。むしろ出さなくていい商品。これが

 

 

「フロントエンド」=「集客商品」

 

 

逆に利益を出す商品は

 

 

「バックエンド」=「利益商品」

 

 

サロンでのメニュー構成を考える時、気をつけないといけないのが

「集客メニュー」「利益メニュー」を分けて考える。ということが重要になります。ある意味、最重要。

これを意識しているか、していないかでサロンの利益は大きく変わります!

 

 

 

 

なぜか??

 

 

 

それを意識していないと、人って割と

どのサービス、メニューでも同じように利益を上げようとするから。

 

例えば、店販や物販で考えると

 

A.「1.000円」の商品

B.「5.000円」の商品

C.「10.000円」の商品

があるとします。

 

どれも「利益率30%だ!』と思ってしまうと、

人って大概何も考えずどの商品でも「30%の利益」をとろうとしてしまいます。これがよくない。

 

商品を2種類に分ける必要があります。そう「集客商品」と「利益商品」

 

 

フロントエンドである1.000円商品を赤字覚悟で提供し、

バックエンドである、5.000円、10.000円の商品を購入してもらうためハードルを下げる必要性がある。

 

だって、いきなり見ず知らずの人から10.000円の商品買います??

 

 

もし買うとするならば、すでにそこには

「認知」や「価値」

そして「信頼」といった関係性が築かれてるはず。

 

 

まず、知ってもらう。利用してもらう。ことが重要 = フロントエンド となるわけです。

これは美容室・理容室での「初回割引」も同様。

 

特に理美容業界だと、クーポン、初回割引は当たり前の時代。

ではなぜ、あなたは「初回割引」をつけてますか?

 

周りがやってるから?

集客できないから?

なんとなく?

 

これが明確でないと単なる安売りで、利益も出ませんし、モチベーションも上がりません。

 

 

 

価格とは価値・信頼を数値化したもの

 

 

フロントエンドは

お客様に「認知」そして、これからの「価値」や「信頼」を築き、関係性を高めるきっかけとして考える。

 

 

バックエンドは

主に2回目以降に買う商品。「商品価値」「信用が高い」「利益を上げる」べきもの。

 

 

なので、まずはメニューを分けて考える必要があるのです。

利益商品を上げるのはその後から。お互いの信頼関係だってそうでしょ!?

 



利益を上げ続けるサロンには、やり方だけでなく

構築された仕組みが必要になるわけです。マンパワーに頼らない仕組みがあるサロンは強い。

 

フロントエンドでがっちりハートを掴み、バックエンドにつなげる。

ビジネスなので、集客商品ばかりではやってられないですからね。

 

 

利益を上げるサロンを考える時、最も重要なことではないでしょうか?

 

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

bo-no

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