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dao ten houはじめます

2022年春
DAOは第1期を終えました。

そこからしばらくお休みをいただき
夏、新たに第2期
dao ten hou
はじめます。

いろいろあったんです。
DAOといえば、退廃的世界観、内向きのエネルギーを発し、ときに威圧的、攻撃的、アンダーグラウンド要素が強いバンドでした。
第1期は第1期で楽しかったし、いろんな人から評価もいただいていた中でした。
しかし、私だけかもしれないですが、去年の末くらいから、なんか違うな?と思うことが増えました。外にエネルギーを向けたいのに、楽曲に向き合う姿勢からか、どうしても内にエネルギーが向いてしまう。
そもそも、私以外のDAOとスタッフ1人は超平和な生き物です。私もメンバーといる時は平和な生き物になりますし、かつての思想強めでトゲトゲした自分からも変われた気がします。DAOプライベートにおいては、攻撃性やネガティブなメッセージを共有したり、外に出すことはありません。
そういったものは音楽表現としてあって良いのかもしれませんが、作曲者は他ならぬ私、作曲当時書いたメッセージは今はもう必要なくなりましたし、それだけ時が経ちました。
それだけ真剣に向き合ったということですかね。
DAOとして表現しているうちに、もっとこの3人の活かし方あるよな、と思う自分もいました。

この作品は2021年6月のものです。
思い起こすとこの制作をきっかけに在り方を考えるようになったかもしれません。
できればずっとこういう空気感の中にいたい。
そう思うようになったのです。

また、これまでいろんなバンドやアーティストのみなさんと接する機会がありました。噛み合いたいバンドやアーティストがいるのに、このままでは噛み切れない、すごく近くにいるのに、遠巻きから見る悔しさみたいな感情が私を突き動かしました。
アーティスト同士の関係性って仲良しなだけではダメだと思うんですよ。少なくとも私は嫌ですね。
もっとメンタリティとか、カルチャーとか、表現で共鳴したい。今の立場に甘んじることなく進化したい。
そんな思いが強くなっていました。
そう思わせてくれる機会を作ってくれた関係者とバンドやアーティストには感謝しかないです。

めでたいことに、5月にギルティやまちとmayamaの結婚式もあり、長期休暇に入ることになり、これを機に再構築を決めました。

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再構築後の姿
dao ten hou
導天和。ダオテンホウ 。
天和。縁起物です。

第2期をはじめます。
やはり退廃的ではあるものの、これまでより外にエネルギーが向いていて、カルチャー度合いが強いバンドになります。
私が好きな音楽ジャンルの様式への敬意を込めて、これまでの楽曲の大幅リメイクと新しく用意した曲とともに、またイチからのつもりでスタートします。

そして2022年8月28日
DAO結成発表から3周年目にあたります。
この日『dao ten hou』としてお披露目があります。

THE PRESENTATIONフライヤー_決定前

札幌のどこか。
まずは日程のお知らせまで。

多分、文で書いてもどう変わったのかわからないと思います。
この回は企業でいうところの新製品プレゼンのような。
キックオフミーティングのような。
ぜひ答え合わせに来てください。

dao ten hou
よろしくお願い申し上げます。


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