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「損切り」から考える取引すべき相場【スイング寄りデイトレ向け相場戦略】

取引する=資金は減るもの

お金を使うとその代わりとなる対価(モノ)を得るのが世の中の仕組みで、FXはその対価が(お金)になります。

なので考えをその仕組みに当てはめて考えてみましょう。

例えばモノを買う時自分の財布からお金が無くなりますよね?

無くなるからこそ買う時にお金を使うモノの価値が適正か、あるいは自分にとってホントに必要あるのか多少なりとも考えると思います。

FXも感覚的には一度取引ボタンを押せばお金が無くなるものと考えてみてください。

そうするとむやみやたらに取引しようとはしなくなるし、どの相場でどの程度お金を無くしてもそれに見合うだけの価値があるのか=相場のリスクリターンを考えるはずです。

リスクから考えるかリターンから考えるの違いは結果損切りになったときの心理的落差に影響してきます。

なので「取引する時点で資金は減るもの=損切りが発生するものと考える」

これが前提と理解してもらい次の題に移ります。


損切り前提なら常に【大局面】で勝負するかつポジション量の分散

私は先ほどの損切り前提のデイトレをしますが、簡単にいうと勝率より勝った時負けた時の値幅重視で考えているので基本的に大局面の取引を意識しながら相場を観ています。

大局面=大きい時間軸で捉える相場

のことです。

基本4時間~1時間足の相場で見ますが、わかりやすいときは日足軸でもトレードします。

理由としてはおおまかな仮定で済むってことです。

下位足になればなるほど正確性と判断の速さが求められると感じていて、それにより相場のランダム要素に騙されやすいのに比べて

大きい時間足は一本が確定するのに時間がかかる=考え判断する余裕があるので、おおまかな仮定でもロウソク足の値動きと照らし合わせる時間があります。

また下位足(15分足以下)は大きい時間軸の仮定のズレを調整するプライスアクションとしての使い方をしています。

ここでチャート使って説明加えていきます。

図1のチャートは4時間足ですが相場を青線レンジと捉えると図2の赤線の直線になってる部分を値動きと捉えることができますし、もう少し細かく動きを見ると図3のような捉え方もできますが、

大局面での取引では、利益が出ているときはできるだけ図2のように一直線に繋げるような取引を意識して、損益が出ているときは図3のようにできるだけ砕いてみるような取引を意識することです。

またこの図2の赤ボックスのところ、ちょうど青線レンジを下抜けてきたところに注目して話すと

図4は図2の赤ボックスの拡大図(15分足の画像)ですが、青線レンジラインをサポートとして買い狙いで入って下抜けた場合、図4の緑ボックスの移動平均線に対してのプライスアクションを見て15分基準で判断します。この場合は緑ボックスのロウソク足で青の移動平均線がサポートにならないこと確認して損切りです。

図1

チャート

図2

画像2

図3

画像3

図4

あ

つまり利益がでているトレードは続けるかを大きい時間軸の仮定重視で判断していきますが、損益が出ているトレードについては根拠にしていた仮定が崩れた時点でほぼ下位足のプライスアクション重視で判断していきます。

そしてこれが損小利大につながっていると思っていて、仮定内はもちろん仮定外の利益さえも利益が乗っているときは下位足のプライスアクションで起きる「ダマシ」や「まだ利益が伸びる可能性」を疑いある程度値動きを追っていきますが、

仮定内以外の仮定外の含み損になっている場合は今が一時的であって結果的にプラテンしたとしても「広がっていく」視点からしか考えないようにしているため、どこで損切るかしか最初から考えていません。

利益がのっているときは金額に執着しなければいくらでもいいし、含み損になる可能性が低いことが値動きから判断出来たら追えるだけ可能性という「理想」を追っていいんじゃないかっていうことで、

逆に含み損になっているときはプラテンするという可能性よりも損益が広がるということを「現実」として中心に考えるべきだと思っています。

またポジションの取り方も図4の下抜けのようにサポートされてきたラインだからといって毎回反転するわけじゃないので複数回にわけて入ることで初動のポジション量で損切りで終われるし損切りしたとしても微損で済みます。

初動のポジションに手応えを感じたらポジション量をまた少しずつ増やせばいいのです。

大局面で相場を捉えると後からポジションを増やしても十分に利益になるので焦らなくていいです。

この大局面で取引すること+ポジション量の分散のいいところは、仮に損切り回数が多くとも相場と自分の分析がほぼ合致した場合、今までの損益を減らせるどころかトータル収支をプラスにできる確率が高いと個人的に思っていますし、私自身はトータルプラスなので考え方,やり方が正解かどうかは置いといて間違ってはないのかなと考えています。

特に損切りしてもいいということ+損切りしても微損ということが心理的にも楽になるのではと。

そういった観点からも一度は試す価値はある私なりの相場戦略でした。<(_ _)>


~終わりに~

近々この相場戦略をベースにした相場予想記事を書いていこうかなと思ってます。

この戦略を気に入った方や私の見解を知りたい方はフォローしてもらえると書くモチベーションに繋がります。(^▽^)/

ちなみに通貨ペアは  USD/JPY EUR/USD AUD/USD たまにその他円通貨ペアとポンド系です。

でわでわ次回で<m(__)m>






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