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チェアリングが始まった

2020年8月20日(木)

お盆を過ぎて、前回からちょっと間が空いてしまった。いかんなあ、文章を書く筋肉が衰える。

真夏の暑さが猛威を振るっているため、お盆明けからは通勤でフルに歩くことを控えている。歩く筋力も衰えそうだ。

とあるスペースの展示物が落下して、施設の管理運営者からクレームが入った件。当初は簡単に解決すると軽く考えていたものの、いざ対応するとスカッと一発でクリアできず、結局1ヶ月半悶々とした時間を過ごした。

何度も現場に入り、善後策を試してNG、業者に頼んでもやり直し…という体たらくで、やっぱり最初にケチがついているプロジェクトは、1年以上経っても何かしら綻びが起きてくるもんだな、と改めて実感した。

悪いことばかりではなく、脂汗の滲むイヤ〜な経験と、不勉強だった技術的な部分の知識を積み上げることができたので、二度と同じ轍は踏むまい。

最近モバイル性の高い折りたたみ椅子を購入した。ALITEのメイフライチェアかカルパインチェアが欲しかったのだが、正規取扱いが既に終了しているとの情報。無念…いろいろ探した挙げ句、ミーハーだな〜と思いつつ、現時点でのベストと判断して選んだのがHelinoxのチェアゼロ。取り回しの良さ、軽量という点でポイントが高かった。

先週末に、我が家の「裏山」摩耶山上でレギュラーイベントが開催された。摩耶山リュックサックマーケット。

真夏は暑くて長居できないのだけれど、この日は最近発足?した「摩耶山チェアリングクラブ」の活動日ということで、木陰に移動して早速チェアリングの 輪に加わった。

「チェアリング」は、酒飲みユニット「酒の穴」パリッコさん・スズキナオさんが以前から提唱しているのは知っていて、面白そうだな〜と思いつつ実際に椅子を買って自分がやろうとは思っていなかった。ところがこのところ、異なる知り合いがこぞってチェアリング!チェアリング!と言い始めた。「確かに神戸はチェアリングに適した場所だらけかも知れない」と思うようになり、ようやくそっち側に足を踏み入れることになった次第。

小さな椅子があるだけで、所在のなさを感じることなく、パブリックスペースがくつろぎスペースにガラッと変化するのが面白い。簡単な装置ひとつで、空間の意味や機能がスライドしていく。この日は山上の展望台エリアが屋外リビング状態に。昼間に外で飲むハートランドは美味い!

真夏はさすがに厳しいけれど、この酷暑・猛暑がひと段落した頃、椅子をザックに突っ込んで、神戸のぜいたくなチェアリングスポットを探しに行こうと思う。「良い景色だなー」と思いつつ通り過ぎていた場所が、とっておきの場所に激変する可能性が。そんな僥倖を探しに外に出たくなる。

知り合いのソロハイカーおじさんが持っているのを見て、100均で小さな樹脂のテーブル(キッチン下収納グッズ)も買った。こういう壊れても惜しくないような、良い意味で適当なブツをアジャストして使うのがまた楽しい。

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