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ずっと空を眺めてた 雲が旅するのを眺めてた 空の青を見つめてた 生まれては 形を変えて やがて消えていく雲 私の体のいらないものも 消えてしまえばいいんだ 風にのって飛んでいく雲 ああ 自由っていいな 流されるんじゃない 進んでいくんだ 青い空の中 上層の雲はゆっくり北へ向かうのに 下層の雲は急いで南を目指してる あの端境でぶつかり合う風は きっと 穏やかな日々を願う ずっと空だけを眺めてる 青空をひとりじめ 青い空が沁み渡る 空の青が自分全体を満たす あらゆる
今日は8月8日だった。 ライオンズゲートがどうのとか、いろんな人が言っていたけど。 これから、ますます世界が変わっていくらしい。 魂は、この地球に生まれてくる前に あなたの子供として生まれますので、よろしくって 親と約束してくるって聞いた。 そして、自分がどんな人生を送るか 地球人生「旅のしおり」を作って、 その「しおり」は、それぞれの魂によって 大まかだったり、綿密だったり、ほとんどフリーだったり いろいろで やってくる(生まれてくる)んだって。 だ
色あせて 染みだらけになって 虫食いのある 古いアルバム 無邪気に笑う私がいる 何がそんなにおかしいのか? 思いっきり笑っている 自分 写真の脇に、父の文字。 我が子の幸せ祈る言葉。 もう増えることはない、このアルバムのページに。 父は幸せだったのだろうか 母は幸せだったのだろうか 虚空に放つ 想いよ届け
朝陽が昇り 新しい風が渡っていき 回り過ぎる世界の中で 止まったままの心を抱いて 行き先を決めかねて 初列風切羽は 静かに揺れる それでも、よし それならば、いざ!と 見定めた眼に 映るはまだ見ぬ世界 旋回!
夜だけの演奏会 秋の虫シンフォニー 季節は 一小節分ほど先へ 無観客? いえいえ 星と月と草とわたし 眠っているセミたち 秋には 長い夜がくるよ まだ暑いから あまり夜更かしせずに おやすみ
見ると 空に、彼が浮かんでいた ふわふわした 見えない何かにくるまれて 気持ちよさそうに浮かんでいた 「そこで何してるの?」 僕は聞いてみた 「夕陽を見ているんだよ」 答えた彼の横顔は笑っていたのに 右目から 涙がこぼれたのが見えた 「なぜ泣いているの?」 「こんなに素晴らしいんだって、伝えたいんだよ~-」 彼の全身が 真っ赤な照り返しに映えている ここに来た時 人は 元気も勇気もあったのに ここで呼吸を始めたら 諦めとため息に替えられた