vs京都サンガFC(J1第29節)
前置き
鹿島サイド
ミッドウィークに試合あり中2日で試合。
鹿嶋市に帰らず調整かな?
スタメンがかなり変更している。
楽しみなメンバー。
京都サイド
残留に向けて連勝を狙う。
同じく中2日。
豊川が古巣対決。
岩政監督試合前のインタビュー
ベースが出来てきている。
アグレッシブなチームに一歩も引かないでプレイしたい。
相手の狙いを外して、こっちのやりたいことをできるようにする。
結果は引き分け
1-1の引き分け。
先制され追いつくのがやっとであった。
先発メンバーの意図を考える
GK沖
CBブエノ、関川
SB小田、安西
MF三竿、ピトゥカ、舩橋、荒木
FW土居、エレケ
土居と荒木はシャドーのようになってたので実際は433だったのかな?
三竿アンカーで。
このスタメンを見た時の感想は楽しみ!でした。
率直に普段試合に絡めない選手が出てくるのは楽しみだった。
一方で岩政監督は無駄なことはしない人だと思うので、チャンスでありテストでもあったのかと思う。
このメンバーで京都になにが出来るのか?
京都の試合を沢山観ているわけでは無いが、曺監督の作るチームは前からプレスをかけて圧倒するチームのイメージがある。
実際にインタビューでもそう話しているからスカウティングも同様かと。
岩政監督が何を試していたのか?
433が機能するのか?
攻守における基準がしっかり守れるか?。
この二点を試していたのかな?と思ってみていた。
質的優位が取れても、統制された京都の守備を外して前進するのは出来ていなかったし、長い距離蹴った時には競り勝てない、拾うポジションに居ないなど、攻守のどちらの場面においてもミスはたくさん見られた。
許容できる範囲では、ある程度許しているようで、失点時無力だったブエノと、ケガなのか収められない、裏に走れないエレケは前半交代。
基準は基本的なプレイモデルを守れるか?
このあたりだったのではなかろうか。
ポジティブ狙いたかったこと
三竿をアンカーに置くことで守備位置を高く設定したいのと、ピトゥカ、荒木、土居にある程度自由を与えて試合を支配したいのかなと言った所。
しかし、蓋を開けてみると、決まった位置にポジション取る選手が少なく場当たり的なプレーばかりになってしまった。
前半パスミスで相手にボールを渡すシーンが多かったのはその弊害だと思う。
パスでリズムが作れず、ロングボールを選択しても、前線のエレケは孤立。
ロングボールをビルドアップで使う際のセオリーは、競り合った選手の周りに味方を配置して回収すること。
土居も荒木もそのポジションは取れなかった。
何回か沖から小田で起点を作れてたけど、その先が連動せず。
エレケ、ピトゥカ、土居、荒木でプレーエリアが被ってしまい、効果的にはなって居なかった。
かなり厳密に制限してあげないと話しにならないレベルだと感じた。
岩政監督が何を期待していたのか?
直性聞いてみないと分からないが、やっぱり基本の部分が与えられた時間でできるかどうか?なんじゃないかと思う。
攻守の立ち位置、プレイの選択順位など。
エレケ、ブエノ、小田、土居、荒木にはそれぞれ長所がある反面、安定してチームの計算に入れにくい所もある。
荒木とピトゥカをどう使うか?
更に優磨も含めてとなると、マネジメントはかなり難しそう。
自由とは?これを問いかける残りの試合になりそう。
ただチームを強くしていく時に、選手のプレイモデルがしっかりしないと、計算立たないと思う。
その点後半出てきたメンバーは計算出来るんだろうなって印象。
今シーズンこの終盤から、先を見据えた取り組みが出来ることをプラスにしたい。
皆さん次戦も頑張りましょう。