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co+shegoto2022 大交流会

1.実施概要

2022年12月6日(火)10:00~12:00
オンラインにて実施

2. 交流会の流れ

(1)オープニング

2022年度のco+shegotoのトリを飾る大交流会。当初はリアル開催を予定していましたが、山梨県内での新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、急遽オンラインでの開催となりました。

今回は大交流会とあって、行政や金融機関など、さまざまな支援機関の皆さんにも参加いただきました。そして、本日の主役となる23名の受講生とともに、co+shegoto大交流会がスタートしました。

(2)交流会の説明

交流会では、お互いの事業やビジネスについて知り、支援機関の皆さんとともに、【次】につながるような交流をしていただきます。

講座が始まった頃は、「自身のやりたいことのイメージがうまく掴めない…」と話されている参加者の方もいましたが、ここまで来ると自分のやりたいことを話したくてウズウズしている…なんて空気も伝わってきましたよ!

(3)チェックイン

毎度おなじみとなったチェックインは、ブレイクアウトルームに分かれて行いました。

「お名前」「今のお気持ち」に加え、ご自身の「起業のイメージ」についてお話ししていただきます。参加者の皆さんからは、起業に関する不安や想いなど、支援機関の皆さんからは起業する人のイメージや、「こういう心構えの人がいたよ」というご自身の経験談などもお話しいただきました。

(4)グループワーク

交流会の最初は、チェックインと同じグループに分かれ、具体的な自己紹介をしていただきます。内容は以下の通りです。

①今、皆さん自身がやりたいと思っている事はどんなことですか?
②それをやりたいと思った背景や、きっかけはなんですか?
③やりたいことの実現に向けて、今感じている不安や壁はありますか?

この3つの質問について、各グループごとに意見を交換します。講座の最初の頃は、自身のやりたいことがうまく言語化できず、戸惑っていたと言う受講生も多く見られましたが、最終回の交流会ともなれば、自身のやりたいことの方向性が見えている、という受講生も多くいました。また、その事業をやりたいと思った背景や、きっかけについて、自身の経験や、ナラティブを交えてお話しする方も多く、co+shegotoを通してのつながりの深さを感じました。

「やりたいことの実現に向けての不安や壁」については、支援機関の皆さんからも上手に聞き取りヒアリングを行っていただきました。そのため、グループの中でも「私も、それが気になってた!」「よかったら、今度一緒に話を聞きに行かない?」など、ネクストアクションが生まれるグループもありました。

(5)分科会

それぞれのグループで出てきた「聞いてみたいこと、不安・壁」について、さらに詳しく聞きとりを行うべく、次は分科会に分かれて交流を行います。

分科会グループは、以下の通りに分かれました。
1、収支計画、融資について
2、プロモーション発信について
3、ビジネスモデル事業モデル構築について
4、行政の連携補助金助成金について

参加者の皆さんには、自身が聞いてみたい内容に最も近いグループに行き、自由に交流&質問をしていただきます。それぞれの分科会には、専門分野となる支援機関の方々だけでなく、bondplaceメンバーやコミュニティーマネージャーなどが入り、参加者の皆さんのモヤモヤの解消をサポートしました。

参加者の皆さんは、15分×2回で、4つの分科会のうち2カ所を回ることができます。参加者の皆さんは、迷いながらもそれぞれの分科会を行き来して、自身の最も知りたい内容について詳しくヒアリングを行っていました。

分科会の中では、特に聞きたいこととして、「金融機関での相談について」や、「各種支援や助成金の申請方法」について聞いている人が多かったです。それに応える支援機関の皆さんも、現行の制度や、それぞれの機関の支援策など詳しく解説していただき、次にするべき動きが見えてくるような充実の内容になりました。

分科会での交流を終える頃には、参加者の皆さん同士でもすっかり盛り上がり、次にリアルで会う約束や、支援機関の方々へアポイントを取る人もいるなど、積極的な交流の様子が見られました。

(6)チェックアウト

最後はチェックアウトとして、チャット欄に【3年後になっていたい自身の理想の姿】についてを書き込んでいただきました。「自分のやりたいことを形にして、起業している」「やりたいことを実現し、次のゴールを目指している」「〇〇さんと一緒に△△をしている」など、そこには多種多様な3年後の姿がありました。

3.参加者の様子

リアル開催から、急遽オンラインに変更した今回の大交流会。「あの人に会いたかったな…」と言う声も多く聞かれましたが、大交流会が終わる頃には「あの人とつながりたいので、co+shegotoが終わったらリアルに会いに行きます!」というポジティブな声に変わっていました。

また、起業に対して不安な事はあるけれど、講座中はなかなか言い出せなかった…という人は、分科会や個別相談を通して理解を深めるなど、参加者自身の積極的な動きがあったのも印象的でした。

今年度のco+shegotoには、単なる起業だけではなく、居場所づくりや、ソーシャルビジネスなど、多種多様な「やりたいこと」を胸に秘めている人に多く参加いただきました。今年度も、新型コロナウィルスの影響でオンラインでの講座がメインでしたが、グループや分科会などを通して、参加者同士の交流も非常に活発に行われていました。参加者の皆さんには、このつながりをぜひ今後も大切にしていただきたいと強く感じます。

4.参加を通しての気づき

2022年度のco+shegotoは全て終了しましたが、参加者の皆さんにとってのスタートはこれからです。今後は、私達もぜひ仲間として、お互いに切磋琢磨していける関係になれればと思います。また、co+shegotoを通じてつながった支援機関の皆さんとも、今後もより良い関係を築いていければと思います。

これにて、2022年度のco+shegotoの全プログラムは終了しました。今回も、多くの方に参加いただき、たくさんの方の「やりたいこと」を磨く瞬間に立ち会うことができました。また、今年度は「会いに行くco+shegoto」をテーマに、甲府、上野原、富士吉田といった地域にメンバー一同で出向き、個別相談や現地の様子を見学。ここで知り合った人々や、培った経験は、私たちにとって大きな財産となりました。

今後も、co+shegotoやビジネスを通してできたつながりを大切に、ぜひ自身のやりたいこと、社会に必要なこと、そしてこれからの未来に必要なことを実現させていきましょう!

今年度も本当にありがとうございました。また、どこかでお会いしましょう!

作成者:三森望(峡東地域CM)


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