猫の膀胱炎
愛猫タビーが、2台設置してある猫用トイレの間を行ったり、来たり。猫砂の上に座っては排尿ポーズを取るのですが、どうもオシッコがでない模様…。落ち着きのない日が続きました。
ふと見ると、床にポタポタと血がたれているではありませんか!
これは一大事だと検索してみると…
膀胱炎(ぼうこうえん)
猫が膀胱炎になると、多くの場合、血尿が見られ、陰部からの出血として認識されます。膀胱炎は性別に関係なくかかる病気で、原因は特発性(原因が不明であること)や尿結石、細菌性などさまざまです。症状は血尿だけでなく、以下のような症状も現れます。
頻尿(何回もトイレに行き、長く排尿姿勢をとる)
陰部をしきりになめる
食欲が落ちる
お尻周りを触られるのを嫌がる
1回の排尿量が少ない
(https://pshoken.co.jp/note_cat/cat_symptom/case037.html)
まさにこれ!でした。
初期対応は温かくしてあげること
早速、懇意にしている遠方の獣医師に尋ねると「とにかく、温かくしてあげて!」とのことでした。
おばあちゃん猫なので、自分で体温を維持するのも困難とのことで、電気毛布、電気アンカ、湯たんぽ、これらを駆使してとにかく温かい環境を飼い主が用意してあげるのが肝要だそうです。
これまで大病もなく元気だったので、さすがに今回は私も最悪のケースを想定しました。(すでに猫3匹と人間2人で入れるお墓は手配済み😅)
排尿できなければ苦しいはず…
温かい環境は作ったものの、排尿できなければ苦しいはず…と思い直し、日曜日でしたが、近くの獣医師さんを予約しました。
・血液検査
・尿検査
・膀胱部のスキャン
などの診察を手際よくやって頂きました。
血液検査の数値は正常の範囲内で、腹部のスキャンからも膀胱が膨れている様子はありませんでした。(ほっ!)
そして、抗生物質と痛み止めの入った注射を打って頂き、帰途につきました。
おかげさまで最悪のシナリオは回避できました。
(365日診察の「もみじ山通りペットクリニック」さん、お世話になりました!)
残された課題は薬を飲ませること
獣医師さんから薬を頂いたのはよかったんですが、超ビビり猫のタビーばあさん、薬💊を飲ませるのは頭が痛い…
カサッと音がするだけでサッと身を隠してしまいます。
さあ、どうする?
イナバに混ぜたり、ちゅーるに混ぜたり、という姑息な手もすでに見破られています。
そこで思いついたのが、「かつおぶしだんご」。かつおぶしは、タビーにとっては、ごくたまにあげるご褒美なので、案の定、駆け寄ってきました。
薬の粒をごはんでくるみ、かつおぶしをまぶして、指先ほどの「だんご」(できるだけ小さく作るのがコツ)タビばあさん、まんまとハマってくれました!
さて、今回の膀胱炎騒動の教訓はいくつか…
①高齢猫には温かい環境づくり
②獣医師さんと作っておきたい日頃からの関係
③ふだんから「たまにしかあげないご褒美ゴハン」は投薬時にお役立ち!
うちは3匹いるので、介護がたいへん😮💨介護のコツを徐々に身につけて行きたいです。
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