雑記240407(スポーツマン)

のんびりしたお昼頃。だいぶ暖かくて、春。やらなきゃいけないことを一旦ほっぽって、半袖で過ごしている。少し遠くを車が通っている。目を瞑って、窓から聞こえてくる音から流線の車が走る画をイメージする。時間が緩んでいる。

スポーツっていいなと改めて思った。僕もスポーツをやっていたし、海外サッカーは好きでずっと見ているんだけど、やっぱりいい。カッコよくて、なんかガラス玉みたいにとてもきれい。何でか少し考えたんだけど、それはスポーツはそれ自体を疑う必要がないからなんだと思う。

僕たちはずっと疑わざるを得ない。あらゆる物を、あらゆる概念を。それはなぜあるのか。なぜそれでなくちゃいけないか。それは嘘ではないか。そして、それは本当に存在しているのか。誰しもの生活の影にはその種のものがついてまわり、それを意識しないように目を逸らしてる。

スポーツにはそれがない。正確に言うならスポーツに関係する人の中にあるものには根強くあるけど、スポーツそれ自体には、ない。純粋に勝つか負けるか、どちらが強いか。それのみ。この不純物のなさが残酷で、美しい。すごい試合を見ると呆然としちゃうんだけど、それは頂点にいる競技者がそのスポーツと一体になって、つまりスポーツの美しさのみがそこにあるからなんだと思う。


僕はもっと純粋でいたい。何かを疑う必要がないほどに。僕に疑われる余地がないほどに。


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