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【無料】スクランブルバトル静岡7-1 大空洞ライコポン回顧録

こんにちは。"ぼん"です。2024年8月10日に静岡で開催されたスクランブルバトル in 静岡 東京プレ大会に参加し,ライコポン7勝1敗でCL東京の優先権を獲得できましたので,振り返り的に回顧録Noteを書こうと思います。デッキ解説などという大それた感じではなく,日記の方が近いかもしれないので,箸休めにでもどうぞです。


自己紹介

都内の社会人プレーヤー。ポケカ歴は2024年1月〜でレギュレーションHが出てから公式大会に参加しています。
これまでの戦績は,シティS3:ビーダルリザで0-6…最後まで粘っただけ偉い,S4:ロスバレで3-3,札幌CL:ロスバレで2-3でした。トレリで(めっちゃ通って)30 pts集めてお祝いファンファーレGetを喜んでいるくらいの初心者ですが,今年はシティ優勝とかしてみたいな〜と思ってます。平日はリモポケしかできないので仲間見つけられたら嬉しいです。

使用デッキ紹介

今回はタケルライコexのデッキを使用しました!ステラミラクル発売後,ライコ使いの一部の方が試されていた,ヨルノズク+大空洞を合わせた形を採用しました。かわのそばチャンネルの天むすさんの投稿(↓)が原型となっています。「ライコポンで確定サーチとかおもろいやんけ!」と飛びついて,7月末から触って遊んでいました。

当日のリストはこちら。

シンプルになるべく雑味ないように。

デッキ選択について

これまで3月〜6月はずっとロスト(バレット)を擦るくらい,ロストのギミックが好きで,中でも最近の高速化した環境に合わせてポケストップでガンガン回すアグロ寄りに走り切る形は愛用していました。ただロスバレは環境的にずっとTier 2くらいをうろうろしていて,環境デッキに抗う力はあるものの,苦しい戦いを強いられていました。そこで今回は「環境デッキを握る」をコンセプトにデッキを検討しました。また,7勝1敗のラインを突破してCL東京優先権を獲得することを目標としました(当たり前)。
Youtuberやポケカ飯さんらの環境考察や,自身が参加していたジムバトルから「ピジョリザ」「ドラパルト」「ライコポン」このあたりがメタの中心かなと思いました。今回は仕事でデッキ調整に多くの時間を割けないことがわかっていましたので,これまでほとんど握っていないドラパルトは外し,「ピジョリザ」か「ライコポン」で出ようと決めました。
「ピジョリザ」はジムバトル等に持ち込んで,「回れば最強だな,なんでもできるな」というのを実感しました。一方で,2進化故の事故の可能性が一定の確率であること,イバラやカビゴンLOが増える中でそれらに弱いことから「1敗しかできない」をクリアできる自信がなく,今回は選びませんでした。
「ライコポン」は事故負けの少なさ,不利デッキに対しても速度で置いていける性能から一定の信頼が置けると判断しました。また,ロストを使っていたので,縦引きでそのターンの必要札に触り,終盤のナンジャモを感じながら山を作っていく感覚は似ていて,スッと馴染む気がしました。そして何より真夏に8戦戦うことに耐えうるシンプルさに惹かれ,今回はタケルライコと心中することにしました。
正直環境読み云々に自信があったわけではないですし,不利対面は「ぶん回して勝つ」以外に解決策を持っていったわけではないです。結果勝ち山だったなとは思いながら,後ほど触れますがマッチ運にも助けられたと思います。

てなわけで自引き分2枚に加えて,SARを2枚購入。幸福感しかない。

リスト

初心者ですので大それた解説なんてものはできないのですが,リストの意図くらいはお伝えさせていただいても良いかなと思って短めに書こうと思います。遡らなくていいように,リスト再掲します。

Concept: Simple is the best

まず初めによく使われているポケストップ型を選択しなかった理由ですが,すごくシンプルに「ポケストップのせいで」「運だけ」みたいなことを言いたくなかったからです。また,今回,オーリム以外のサポートはピン刺しであり確定サーチを可能にするヨルノズクの「宝石探し」は,ライコポンのプレーに幅を持たせてくれる為,デッキ調整もしやすい(=ピン刺しカードの価値も上がる)と感じ,ヨルノズク+大空洞型を採用しました。
個人的に感じる二つの違いは,以下の通りです。どっちも一長一短なので好みで優劣はないのではと思っています。

  • 大空洞型

    • メリット:確定サーチによる柔軟なプレイ

    • デメリット:山を掘る速度は遅い,終盤の手札干渉に弱い

  • ポケストップ型:

    • メリット:爆速展開力,山を掘る速度はこっち

    • デメリット:欲しいカードを引けない(ときがある)

デッキのコンセプト的なことは,天むすさんのNoteを大いに参考にさせていただきました。ありがとうございました!(感謝が届くといいな)

基本的には,ライコポンとして動かします。ヨルノズク - ホーホーの採用によりベンチ枠が足りないので,大空洞を採用してガンガン展開できるようにしている,というのが呼び名の通りのコンセプトかと思います。
一部,自身で調整する中でリストをいじった部分を書いてみようと思います。ご意見あるかと思いますが安定に寄せる意識で、特に確定サーチできるからこそのピン刺しカードの採用は大きかったです。

アカマツ

5枚目のオーリムの気持ちで入れました。終盤は山にエネがないので腐る札になりますが,1敗しか許されない形式のため,序盤中盤に殴れないターンを無くすために必要だと考えました。ライコ用に1エネつけて,残りをみどりのまいやかくしふだに回すことが多いと思います。また副次的に,①みどりのまい②アカマツの効果で加速③手張りで,オーガポンが0エネから1ターンで起動できるようになります。8回戦のうち2回くらいは救われました。

ジャッジマン

このデッキは先攻を取るようにしているのですが,リザードン,ドラパルト等の準備に時間がかかるデッキに対して,先2のジャッジマンは刺さると思います。初手のネストを温存してロトムVを出さず、サイド2枚取りされないようにして、次ターンにキチキギスから手札を増やす動きも存在するため手貼り2回で非エクを先殴りするときに撃ちたいサポのイメージです。山掘ってない状態で,4枚+トップドローで解決するという要求をライコ側から押し付けることができるため採用しました。マッチ的に意図していたような形で有効に遣うことはできませんでしたが,ミラー戦でも相手の要求を上げるのに役立ちました。

ガラスのラッパ

これも1枚刺しですが,特に中盤に2体目の大物を倒す時に使えていると状況が良くなると思い採用しました。最後のターンに盤面にできるだけエネを残したいため,相手にとって倒しても旨みのない,宝石を探し終わったヨルノズクが突如エネの貼り先として役立ちます。

スピンロトム

大空洞型ライコポンで抜けている人もいるのですが,無色1エネ70ダメージは破格と思ってます。序盤に進化前の小物をロトムで倒して裏呼びを要求したり,ミミッキュで詰まされないためにも役立ちます。

ボール系

ネスト4は確定として,ヒスイのヘビーボール,ポフィンの採用も迷いました。今回はヨルノズク採用につきハイパーボールの価値が高く,山を圧縮する札としての役割も考えて,ネスト4ハイパー3としました。

回復系

今回のリストではトラッシュからの回復系はタンカ2枚,エネルギー回収3枚を採用し,すごい釣り竿やスーパーエネルギー回収は抜きました。山を掘り切れないこともあるので釣り竿で戻す時間はなく,スーエネはコストが重く序盤に使いにくいため,コストなしで動きを作れるカードを優先しました。

こんなところでしょうか。
ブライアはリザ戦で1-2-3を通せる可能性があり使えたら強いですが、こちらからサイドを調整できないデッキであり、安定感を削ぐので抜きました。警戒されるとただの腐り札なので。。。気になることがあれば答えられる範囲で答えますのでDMください!

当日のマッチについて

今回7勝1敗で終えることができましたが,正直マッチ運には助けられたと思っています。簡単に2-2-2を取られるリザードンやクレッフィで地獄を見るサーナイトを踏まなかったことや,多分苦手のルギア,カビゴンは相手がうまく回っていないところをつくことができたので,運だけと言われてもまあ仕方ないかもとも思います。ただ勝つ日はこんなもんかなというのと,ミラーは全勝だったので勝ちは勝ちということで!

先攻後攻,サイドは若干うろ覚え

1回戦:ライコポン(ポケストップ)

後攻1ターン目殴れず,2枚取られてスタート。ただ相手の盤面はライコ前,ライコ1/オーガポン1で弱めで,宝石探しプライムお守り→お守りつきライコでオーガポンとって要求上げて1ターンもらうことに成功。そのままアドを維持して勝ち。

2回戦:カビゴンLO

カビゴン対面は練習しておらず,「ぶん回して勝つ」以外に考えはなかったです。こちらはホーホースタート。お相手ミミッキュスタート,野党でタンカが抜かれ,お囃子笛でイキリンコとライコHitしベンチ5体…。終わったと思いました。ただ,ロトム出せず苦し紛れにピジョットV出してエンド。先攻2ターン目手札にたまたまあったプライムで,ピジョVとる,2-0。後2のサポも野党で器だけ落とされ,ミミッキュ単騎でEnd。先3で宝石探しで,大空洞とネストボール→ベンチ広げてスピンロトム召喚。種切れで勝ち。相手の下振れもありましたが,大空洞がなければベンチを埋められていたので詰んでいたかもしれません。

3回戦:ドラパルト(ピジョット/結晶)

ジャッジマンは撃てないながらドラメシヤ取ってスタートだったと思います。その後はドラパルト→ドラパルト→ピジョット取って勝ち。お互い止まったターンもありましたが,有利対面きっちり取れてよかったです。

4回戦:サーフゴーパルキア

多分オーソドックスなパルキア型でAce Specはアロマだったと思います。お相手キチキギススタート逃がせず,後1でこちらの盤面弱いながら飛ばす。そのあとは2枚の取り合いでなんとか間に合いました。終始こちらの盤面は弱く山も掘れず,エネを溜めたまま返せないターンが続きましたが,なんとか2-2-2通して勝利。

5回戦:ルギア

お相手の盤面の隙を逃さず勝ち切れました。後1ベンチにルギア1体でエンド。先2にプライムでルギア取る。後2ルギアおけず,ネオラント前ガチグマ後ろでエンド。先3大空洞で広げてテツノツツミでハイパーブロアーでガチグマ。次ターンもイキリンコか何かを縛られそうになるも,なんとかエネ間に合わせて6-0。

6回戦:イバラ単

このデッキとの相性は紙一重だなと個人的には思います。うまく回らなかったので終始苦しかったですが,正直相手の引きがよかったとしか…言い訳です。苦し紛れのジャッジマンで必要札揃える,手札に必ずボスを持ってるなど,風向きが悪かったです。終わったあと嘲笑されましたが,試合も含め「何戦もやってればこういうこともある」と切り替えることに集中してました。

7戦目:ライコポン(大空洞ヨルノズク)

ここから魂の一戦。お相手6-1,こちらは5-1。後1で殴れず,2枚取られてからゲームスタート。1回戦と同じく要求上げてお守りライコ前で,1ターン貰え,まくる事ができました。道中,2エネ残したライコを2体倒せたこともあって,タケルライコに必要なエネを貼れず技を打てなくなったとのことで最後は投了いただきました。熱いグータッチを交わして,思いを背負って最終戦へ。

8戦目(最終戦):ライコポン(ポケストップ)

お相手6-0。こちらは崖。後1で殴られず,こちらの先殴りからスタート。こちらのお守りを忘れるお相手のミスで殴られないターンもあり,そのままゲーム進行。最後は山切れLOで勝利。最終戦の勝利を祈って握手でエールを送り,会場を後に。

8戦通して

会場が暑かったとか色々ありましたが,個人的にはいいペースでそれなりに快適にゲームを進めることができました。試合をする時間を自由に決められたので2戦ごとにタバコ休憩を挟み,集中力が続くようにできたことは大きかったです。特に5-1になった後のタイミングで休憩でき,気持ちを切り替えられたのは,CLやシティではこういうことは難しいのでありがたかったです。試合時間も概ね31〜32分はあったのではと思います。勝ち負けがはっきりしているデッキなので,あまり気にしてなかったですが,十分な試合時間を確保できました。気を遣うことなくサイド落ちもしっかり確認でき,エネ含めてリソース管理にミスがなかったのは,ミラー3戦を見ても大きかったように思います。結果的には勝ち山だったと思いますし,自分が狙っていたような柔軟な戦い方ができたので大空洞ヨルノズク型にしてよかったです。

あとがき

ということで前評判を覆し(?),CL東京の優先権を獲得する事ができました!!仕事の予定が入らないことを祈り,しっかり調整してまたいい勝負ができるようにしたいと思います。
景品は「Day1優先出場のご案内」の紙と,8戦完走の敢闘賞シールでした。

ポケカくじはまあまあ。
ルビサファのお供だったバシャーモVMAX HRが出てくれたので,大切にします。

試合後は静岡が誇る最強グルメ「さわやか」のハンバーグになんとかありつくこともでき,勝利のコーラ(乾杯ドリンク110円)を浴び,静岡を後にしました。ポケカくじの列に80分くらいかかって,整理券の時間ギリギリだった。。。

静岡に行ったら這ってでも食べに行かなければならない。

ダラダラとした文章にも関わらず,ここまで読んでくださった方は,ありがとうございました!また公式大会に出た時とかに日記的な感じでNoteに残していこうかなと思います。ではまた。

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