全国通訳案内士試験 試験概要

【試験科目】

1.筆記試験(8月実施11月結果発表/全科目マークシート)

①外国語(英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語):90分、4題30問、合格点70点/100点

読解問題(40点)、和訳(20点)、外国語訳(20点)、外国語説明(20点)

*英検、TOEICなどの基準を超えていれば免除

②日本地理:30分、30問、合格点70点/100点

*国内・総合旅行業務取扱管理者は免除

③日本歴史:30分、30問、合格点70点/100点

*歴検、センター試験日本史結果により免除

④一般常識:20分、20問、合格点30点/50点

*センター試験現代社会結果により免除

⑤通訳案内の実務:20分、20問、合格点30点/50点


2.口述試験(12月実施2月結果発表/選択外国語は筆記と同じ):2題約10分

①試験委員が読み上げる日本語を訳し、問題文に関連した質疑を行う

②提示された3つのテーマから受験者が1つ選びプレゼンテーションと質疑を行う


【受験資格、出願方法】

・だれでも受験可

・6月〜7月にオンライン申請

・申請に必要なもの:メールアドレス、写真、免除申請のための証明書

・受験料:11,700円


【合格率】

・令和1年〜3年の合格率は9%前後

・筆記試験の合格率が低い(平均20%以下)。特に英語は9%程度。

・口述試験の合格率は40〜50%。


合格率が低い割に稼げる仕事ではないので資格としてのコスパは良くないかもしれません。

免除になる科目が多いほどハードルは下がりそうです。

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