うどん小屋テリメイン支部のある日常
「くそっ!!今日はテリメイン海鮮うどんをたくさん作る予定だったのに、このままじゃ食材が足りなくなって、海が汚染されてしまうぞ!!」
「しかし、俺はこのアルベルトうどん小屋テリメイン支部の店を離れるわけにはいかない・・・・・・いったいどうすれば!!」
ツンツン
「え!?あなたは・・・・・・我々がテリメインの探索に勤しんでいた時にパーティメンバーとして参加して下さった、スピードダイバーさんでは!?」
コクコク
「なんですって!?俺の代わりに今からテリメインの海鮮を取ってきてくれる!?そんなことをすれば、通常戦闘で1ターンで沈んでしまったスピードダイバーさんでは海の藻屑になってしまうぞ!!」
フルフル
「なるほど・・・・・・確かにクロールを52個私有化しているスピードダイバーさんなら・・・・・・敵に見つかる事無く、クロールで泳ぐことが可能かもしれないことに気づき始めているぞ!!」
コクコク
「わざわざ、俺のうどん小屋のためにそこまで身を挺してくれるなんて・・・・・・。なんて良い人なんだスピードダイバーさんは!!すいません!!テリメイン海鮮は頼みます!!お礼にアルベルト特製うどんをたくさんふるまいますので!!」
コクコク
バシャン!!
ブクブク
・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
ザバン!!
「NO刺身!!食べても美味しくないデスよ!!」
「ってそれ、テリメイン海鮮じゃなくてマグロのマグちゃんやないかい!!」
スピード・ダイバーは静かに佇んでいる……
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