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公務員受験の集団討論、完全攻略しようぜ

完全個人的意見で書いてます。
集団討論の教材?とかサイト色々ありすぎて何がいいのか分からないよねってことで。
私の備忘録でもある🙋‍♀️
色んな場面で聞いた話や練習本番通してよかったなと思ったことも織り交ぜて書いてます
回りくどい言い方になってしまっていたらすみません!!
 他にもこんなやり方があるよ🙆‍♀️という人は付け足すので言ってください!!!


役割

ファシリテーター(司会)

その名の通り、司会。
 「役職はとりあえずファシリテーター(以下、ファシ)にしとけ」って言う先生がいるほど楽だと思われる役職である。基本的にファシは自分の意見を言わない(言えない※1)し、他の人達に意見を促すだけでいい。しかもハイリターン。これらの理由から、他の役職に比べたら楽だから積極的にやれという見立てらしい。
しかし、実際はハイリスクでもある。
進行が滞った時は自ら発言し、あまり発言してない人には率先して意見を言いやすくする環境づくりが求められる。
つまり、状況を素早く把握できるかつ周囲を注意深く見れる人が適任だと言える。
何でも促せばいいという訳ではない。「他に何か意見ある人いますか?」botになってはいけない。(と思う)

※1:進行役が自分の意見を言ってしまうと他の人たちもその意見に流される可能性が大いにあるからだという理由。議論が滞った時は別。


タイムキーパー

その名の通り、時間を計って進行を上手く進める人。
タイムキーパーもファシと同様手が上がりやすい役職である。
 私は時間管理は苦手な方(白熱しすぎた時時間を忘れてしまう)なので、この役職はあまりやってこなかった😩
冷静に「あぁ、あと何分くらい必要だな」とかきちんと考えられる人が適任である。

上手い立ち回り方をしていたタイムキーパーたちを例に挙げてみる。
・時間配分を司会の人と連携して都度確認していた。
・議論が二手に分かれてどちらも話し合いたいという場面に遭遇した時、「その後のまとめも考えて、〇分に分けて話しましょうか」と自ら提案していた。
・余裕を持った時間配分をしていた。
・議論が白熱しそうだった時に「〜〜を話し合うには時間が足りないかなと思うので時間が余ったらそこを再度話し合うのはどうでしょうか」と促していた。


書記

 最初に言っておく。
書記はみんな最もやりたくない役職である。(私調べ)
役割としては、みんなの意見を書く+まとめる+自分の意見を発言する。
他の役職と比べてやることが多い。
そんな器用なことができるか??練習してないと基本無理である。まぁ、こんな感じで『まとめるのが得意な人』はもってこいの役職…!

利点は、全体の流れを把握しやすいということ。
書きようは様々だが、話をまとめているので当然誰よりも把握しやすい。つまり、発言もしやすい(ゴリ押し)。

練習を重ねたりファシと連携したりすることで上手く立ち回れる役職でもある。大変な役職というのは採点者も分かってくれている(と思う)ので、成功したら高く評価してもらえるのではという期待を込めて積極的にやってみよう…!!!

発表者(発言者?)

全員で8,9人の集団討論の場合5,6人は発表者である。(役職もファシ以外は発言するが)
ファシの独壇場になってないかどうか目を光らせておくのも重要。ファシの意見に流されないこと!
輪を乱す人がいればみんなで正せるようにする。

まぁ、とにかく自分の意見を積極的に発言しよう。
30分間なら5回くらいだろうか。
個人的には、発言しすぎてもダメなのかなとか思う。「協調性」を見るための試験なのに、発言しすぎたら「ただの自己主張激しい人」という印象になりかねない。(周りに配慮しつつ発言していたなら話は別)
周りの意見もしっかり聞きながら発言することをおすすめする。

協調性がある!きちんと議論になっている!と思った発表者たちの例を挙げる。
・「同意見です」「賛成です」など他の発言者の意見に反応していた。
・「〜さんが言っていたように私も〜という〜」「〜さんの意見の付け足しにはなるんですけど」という他の発言と自分の意見を加えながら言っていた。
・「〜さんと私の意見若干似てるかなと思ったのですが〜さんはどう思いますか?」「〜さんは〜〜という意見を挙げてくれてましたが〜という点についてはどう考えているか知りたいです」など、あまり発言してない人にも配慮して発言していた。

流れ

もちろん、各自治体によって違うのでよく確認しておくこと!
序盤(お題発表から役職を決めるまで)、中盤(定義決め・案出し)、終盤(まとめ)の構成。

序盤

お題が発表される。
◆紙が配られる。大体紙にお題が書いてある。
A4の真っ白なコピー用紙1枚のところもあれば、ごちゃごちゃ資料が書いてある用紙1枚だけ、または資料と真っ白な紙両方配られるというところもある。お題は口頭で言われる場合もある。
◆考える時間は約10分程度。どのお題でも対応できるよう事前準備をしっかりしておく。

自分の意見を発表する。
大体、1分間発表する。1分過ぎてしまうと低評価に繋がるという話を聞いたことがある。なるべく1分間で伝えるようにする。採点者は、過ぎていても「時間です」と言わないところもある。
◆説明する時は「結論ファーストで意見を列挙する」と他の人が書きやすい。自分の意見整理にもなる。
例:「私は、〜〜と〜〜という2つの軸で考えました。1つは〜〜です。理由は〜〜だからです。2つは」

役職を決める
◆早い者勝ち。最初に発言した人がファシになる傾向高め。ファシ→タイムキーパー→書記の順で手が上がる。私自身まぁまぁ練習を重ねたが、複数人が同じ役職をやりたいみたいな展開になったことは本番も今までも無かった。ある場合は譲るのが賢明。多分。
◆役職に立候補する場合、「まとめられるか、十分に役割を全うできそうか」を確認しておくこと。覚悟を決めよう。


中盤


定義決め諸々


ファシ:ゴール設定や方向性の確認、ターゲット層の確認(これは意外と忘れがち)、前提知識の把握が必要ならそれも決めるかどうか聞く(定義があやふやな感じなら必ず確認を取る)。みんなの意見を聞いてみてたくさん案がありそうなら、大まかに二手に分断してみるのもあり。
※1人で決めない!!必ず他の人の意見を聞く!!

例)
・「みんなの発表を聞いてみて、大まかに〜と〜という意見が多かったように思います。最終的なゴールはこの2つについてまとめるのはどうでしょうか」
・「〇〇という言葉は色んな意味が考えられるので、まずは、この言葉の意味を把握するところから始めるのはどうでしょう」


タイムキーパー:時間配分提示。 
余裕を持たせた時間配分を提示する。ファシやみんなの時間配分の意見を聞く。1人で決めない。
例)
30分の場合。
定義決めその他諸々7分、案出し15分、まとめ8分。


書記:時間配分とゴール設定等書き出し
詳細に書く。ある程度余裕を持たせる書き方がいいと思う。
文字を囲んだり、矢印を書いたり、記号を用いたり…できるだけ簡略化させて書いていく。

発表者:時間配分やゴール設定等の書き出し
ファシの進め方には基本否定的な意見は示さない。
しかし、役割でも書いた通り、ファシの独壇場にならないようにする。
→とりあえず、「このように進めるのはどうか」という提案や賛成の意思を示す。



案出し
ファシ:ゴール設定や方向性がズレないように進行をする。滞ったら自ら案出しする必要があるため、自分の意見を持って進行する。
独りよがりにならない。何を進行しようともみんなの意見は必ず聞きながら進める。

タイムキーパーや書記と連携すると進行が上手くいきやすい。場が静まり返った時にも使える。
タイムキーパーとの連携例
・「あと何分くらいですか?」
・タイムキーパーや他のみんなに:「議論が白熱しそうなので、このような時間配分で変更して進めてもいいですか?」
書記との連携例
・「ここで一旦まとめてください」
・「ここまででどんな意見が出ましたか?」


タイムキーパー:議論が白熱したらストップがかけられるよう時間を見ておく。それ以外は発表者と同様、発言に回る。


書記:とにかくみんなの案を書き出す。まとめるのは二の次。場が少し沈黙したり同じ意見が出てきたりしている場合は簡略化させて書くと同時に違う意見をまとめる。
意見を書き出しながら、どうまとめたら良いかを常に考えて書く。闇雲に書かない。ここら辺結構頭使う……。
★発言は少しずつでもしておく。
誰かの付け加えでもいいので発言すること!自分の意見とゴールの方向性が同じなら自分の知識内の発言をするのがいいと思う。(できるなら根拠も述べる)


発表者:きちんと進行できているか確認しつつ、とにかく意見を出す。
根拠もきちんと述べる。できるだけ数字が望ましい。
あまり発言していない人へ配慮しながら発言する。


終盤

まとめ
ファシ:タイムキーパーや書記と連携してまとめる。主に書記にまとめを促し、時間も気にしながら進める。
タイムキーパー:時間を気にする。
書記:全体のまとめを行う。
発表者の誰かが最後に採点者にまとめを発表しないといけない場合もあるので、発表者と一緒にどのような流れで発表するか確認を取る。
発表者:書記のまとめ方に注意して聞く。間違った表記(?)がある場合は、否定せず「〜の方が良いと思います」などと言う。


紙は回収される場合がほとんどであると思われる。変なことは書かないようにする。



 

こんな時はどうするのが正解なのか?ちょっと考えてみた


・輪を乱す人や自分の意見を曲げない人がいる場合


悪い空気にならないよう、ファシは率先して軌道修正を行う。
無理そうなら「他の人の意見も一通り聞いてみましょうか」など他の人に助けを求めるしか方法はないと思う。

検索をかけると良さげな記事を見つけました。⬇

・あまり発言しない人がいる場合


案出しの時点で「あまり発言しない人」が誰なのか何となく分かってくることが多い。緊張してあまり話せない人、案が浮かんでこなかったのかなと思われる人、喋るのが得意じゃない人など。
ファシ以外の人も特に注意して意見を聞く。ファシ任せにしない。
例)
・「Aさん(よく発言する人)とBさん(あまり発言しない人)は大体同じ意見だと思うんですけどこれまでのAさんの意見を聞いてみてBさんはどう考えましたか?」
・「Bさんの意見をもっと詳しく聞いてみたいです」
・「BさんはCさんの意見を聞いてどう思いましたか?」 など。

・意見を言うのに時間がかかりそうな場合


「時間がかかりそうなら手を挙げてくれた〜さんの後に意見を聞こうと思うので考えをまとめておいてください」など、一旦他の人の意見を聞くのもあり。 

・時間が余った場合


議論が白熱しそうな場面で余った論点を話し合ったり、「時間がまだありそうなので〜についてもっと議論したいです」と意欲的に議論しようとする姿勢を見せる。そうすることで何かしらの評価に繋がったらいいなとか思ったり…笑

ここら辺は正直臨機応変さが求められる。

 題材

自治体によって違うのでよく確認しておく!!また、民間とは違うやり方で行う場合もあるのでそこら辺も確認する。
大体、一行問題が多いかなと思う…。まじで確認してね!!!
「〜に賛成か反対か」系のお題は経験していないので正直よく分からない…ごめんなさい。

・スポーツ振興
・企業誘致
・移住政策や観光政策
・環境問題
・働き方改革
・地域づくり(魅力PR)
・選挙(若者の選挙離れ)
・遊休地の活用

列挙してみたが、どれも県政や市政に基づくものばかり。
時事本も活用しよう。

練習の仕方

正直、何人かと集まって練習するしかないと思う。
1人でできることは情報収集くらいである。
SNSや予備校の友達、民間で先終わった友達などに積極的に声をかけてみよう。
ちなみに、生協の公務員講座は3月にそういうグループワークを志望先ごとに作ってくれるところもある(私は活用しなかった)。生協の方に早めに声掛けたら何とか取り合ってくれそうだった。
他にも、オプチャで募っているところもある。
民間の集団討論を練習にしてみても良いと思う。
3月~4月あたりを目処に開始してみると余裕が出来て安心!筆記で余裕ないかもしれないけど第1志望先に集団討論があるなら早めに取り掛かっておいた方が◎

情報収集

総合計画や長期計画、知事の挨拶などなどたくさんの情報を集めるのが大前提。もちろん、論文対策にも使える。
施策の暗記は程々に。定義や背景を重点的に覚えよう。施策が分からなくても背景が掴めてたらその場のアイデアで柔軟な施策が思いつくかもしれないので。(と、講師に言われた)

集団討論の発言の根拠で有効だなと思ったのは、意外にもアンケート調査や世論調査である。実際に使って手応えがあった。
県政や市政の調査と生活に関する調査の2つがある。前者が望ましいのでは、と思う。
概要データを見て「ふーんこんなに低いんだor高いんだ」くらいの把握でOK。数字まで覚えてたら完璧だけど、もし間違ってたら減点(?)なので下手なことは言わないように…💦
「前回と比べて〜%上昇or減少」や「〇〇地域が〜%高い」など結構詳細に記載してくれているのでより完璧を求めたい人はそのまま暗記してしまおう。本番直前でOK🙆‍♀️

※ただ、膨大な量なのである程度当たりをつけておく必要がある。汎用性が高いデータをチェックしておく。

また、県や市のニュースもチェックしておこう。導入剤や根拠になりそうな情報はメモを取って定期的に見返すのがおすすめ✍️







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