私がnoteを書く理由

GW中に地元に帰り、ゆっくりと大切な人や自分と向き合う時間を過ごすことができた。その中で、いろいろなことを考えて、「noteの更新をつづけてみたい!」と明確に思えた。
このnoteは、その初心をまとめることで、今後の更新で「なぜ書くか」がブレないようにするために書いた。

豊かな人生=愛の理解と実践

結論から言うと、私は、豊かな人生を送るためにnoteを更新しつづけたい。noteの更新を続けることが、「自分を愛せるようになり、愛を理解し、実践すること」に繋がると考えている。

どういうことか

非常に奥深いテーマである「愛」についての知識面の理解は、フロムの「愛するということ」という本に詳しく書かれているが、エッセンスをまとめておく。

・愛とは、自ら能動的に、対象を選ぶことなく与えること
・与えるのは、自分の生命(=時間)、喜び、興味、理解、知識、ユーモア、悲しみなど、自分の中に息づいているもののあらゆる表現

・能動的に他者に対し愛を与えるベースとなるのは、自分に対する愛
・自分を愛するために必要なのは、自己受容、自己理解、自律心

まず、noteという自己表現の手段をつかい、不特定多数の人々に対し、私の思想や感情を発信することで愛を実践したい。
さらに、その更新を繰り返すことで、深く自分を理解し、他者に対する愛のベースとなる自己愛を育てたい。

これら2つが、私がnoteを書く理由である。

陥りがちなワナ

SNSには、望む、望まないに関係なく「自己承認欲求」を激烈に満たしてくれる作用がある。自尊心(自分が優秀だと思いたい気持ち)がくすぐられ、いつしかそれが目的になる麻薬的作用だ。
元々、自分は非常に自尊心が強いタイプで、他人に対する優越感や劣等感を燃料に競争に晒され、他者からの評価、他者との比較でそれを満たしてきた期間が非常に長い。
(参照:本当にあった怖い話 〜「箱」の中の残念な夫編〜

だからこそ、noteの「スキ」の数であったり、他者からの記事へのフィードバックをちょっとした道中の愉しみ程度に味わうレベルを越え、至上目的にならないように強く注意しておかないといけない。

参考

フロムの「愛するということ」の要約は数多くあるが、以下はとても本質がわかりやすく丁寧にまとめられていたのでオススメ。
トキオ通信 -読書ノート/日記
※このページの作者、相当の読書家です。言語化の質と量いずれも凄まじい

おわり


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