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岸田首相、統一教会関連団体に955万円プレゼント

衆院外務委員会で、統一協会(世界平和統一家庭連合)の関連団体が、セネガルで運営する学校に政府開発援助(ODA)として955万円余の無償資金協力を行っていたことが明らかになりました。この疑惑は、日本共産党の穀田恵二議員によって追及され、外務省大臣官房の原圭一審議官がODA供与を認めました。

穀田氏は、「国民の血税が使われたことは極めて重大だ」と厳しく指摘し、外務省と統一協会の関係を徹底調査するよう要求しました。この統一協会関連団体である「世界平和女性連合(女性連合)」が、2018年1月に日本政府の支援でセネガルの首都ダカール市の郊外に職業訓練校の2号校を建設し、完成したとする報告書を指摘しました。そして、ODA資金を供与したのかとただしました。

原審議官は、「訓練校の建設資金として2015年2月に決定し供与した」と答弁しました。穀田氏は「岸田文雄首相が外相だった時だ」と指摘しました。これに対し、穀田氏は統一協会関連団体の女性連合が開校・運営する職業訓練校「ニューホープ技術専門学校」で、18年10月に開催された創立20周年記念式典に、宮下考之大使(当時)が女性連合の堀守子日本会長と出席し祝辞を述べたことを示し、「日本の大使が女性連合の活動を称賛していたことは重大問題だ」と強調しました。

この疑惑が浮上した時期は、岸田文雄首相が外務大臣を務めていた時期であることが指摘されています。岸田首相自身が統一協会との関係を否定していますが、その真相が問われることになるかもしれません。政府のODAが統一協会に流れた可能性があることは、日本国民にとって深刻な問題です。

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