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今年は私の一年

武德です。
去年はずいぶん女の子の私である「まりあ」の方に時間を使いました。
その甲斐あってか、最近はまりあもすっかりおとなしくなり、出てくる頻度が極端に減りました。
なので、やっぱり今年は私が自分と向き合う年なのだと思います。

2年前、私はもう自分の人生をここで終わらせてしまってよいと考えていました。働くのが好きではないまりあにぴったりの会社に正社員登用されることが決まり、本当にこれでよかったと思っていました。

ところが、まったく考えてもみなかった方向に事態は進んでいきます。
2年前の夏以降、あることがきっかけで、まりあがほとんど出てこなくなってしまったのです。
まりあが出てこなくなったのでは話はまったく変わります。働かないまりあにはちょうどいい会社でも、働くのが好きな私にとっては退屈でした。ここで自分の可能性を終わらせたくないという気持ちが日増しに強くなっていきました。

我慢ができなくなった私は、多少のリスクを承知で転職することにしました。結果から言えば、半分成功したけども完全にいい方向へ着地できたとは言い難いです。大きく前進しましたが、無理を伴っての前進でした。

おそらく、今の生活スタイルはずっと続けていないでしょうし、その時がきたらまた大きな決断をすると思います。

最近は、仕事と学習に忙しく生きていて、本当の自分はどうしたいのか?が少し見えづらくなっています。
だから敢えて学習に関係ない本や漫画を読んだり、自分の好きなように絵を描いたり、もう少し穏やかに進めてもいいのではないかと考えています。
そういう課題も含め、1年間かけてじっくり方向性を固めていきたいと思います。

2年前まではまだ、本当に自由に生きていました。
自由と自立した生活の両立は難しいです。
でもきっと、私にとっても、まりあにとってもそれぞれが思い描いた未来がやってくると思います。

28歳の時「ゴメン、本当の性別女じゃなくて男だった」を食らった性別不合の当事者です。日常的に男女の性別使い分けを強いられそのまま根付いてしまった奇妙な人生。サポートや紹介していただけるメディアさんも募集しています。