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ムサビに入って本当によかったという話

都内で働く30代の社会人。職業はWEBデザイナーで10年以上前に多摩美を卒業しています。
2023年より、ムサビ通信 油画専攻 日本画表現コースに入学しました。
入学して1ヶ月が経ったので感じたことを書きたいと思います。


1.入学できたのが本当に嬉しい

こんなに嬉しいのは多摩美に入学したとき以来だと感じました。
自分が入りたいと思っていた大学に入学して、オリエンテーションを受けているときのあの楽しさ。それをもう一度味わえるなんて思わなかった。
そして、まだやったことのないことをどんどんやっていきたいという気持ちが湧いて来ます。

2.絵を描く楽しさを思い出せたのが嬉しい

次によかったと思うのが、絵を描く楽しさを思い出せたことだなと思います。仕事はデザイン関係ですが、デザインの勉強をするためにムサビ通信に入ったのではなくて、純粋に描きたくてムサビの通信に入学したのです。

多摩美の頃は情報デザイン学科だったので、絵を描くことからは離れていました。でもまた絵が描きたいと思うことは度々ありました。
大人になってしまうと、「仕事に役に立たないことをする意味がないのでは?」と考えがちです。
自分自身、ずっとそう考えていましたが、自分の仕事が落ち着いてから、もっと生き甲斐をもって生きてもいいんだなという気持ちが出てきました。

「造形基礎」という課題は、自分の手で何かを生み出していく楽しさを思い出させてくれました。

3.生活にメリハリができたのが嬉しい

社会人になり、仕事のない休日に何かに没頭するという習慣がなくなってから「休日を無駄に過ごしている」という感覚がありました。
しかし大学が始まってからは課題の量も多く、休日を無駄に過ごしている暇はありません。
仕事をしながら通信制大学に通っているのでそれなりに大変ですが、課題のことを考えるのが楽しく、そこまで大変だと感じなくなってきました。

4.仲間との交流が楽しい

ムサビ通信には、社会人や現役の大学生さまざまなバックグラウンドを持つ人が在籍しています。
Twitterを見ていると、真剣に取り組む人が多い印象です。それらの人たちと競い、励まし合いながら課題に取り組んでいます。お陰でモチベーションが維持しやすいです。

これからのこと

6月より、スクーリングが始まります。
6月は休みの週が1回しかないというかなりハードなスケジュールですが……頑張って取り組んで行こうと思います。

よろしくお願いします!

宮澤 茉莉(武德)
https://twitter.com/BokutoMaria22

28歳の時「ゴメン、本当の性別女じゃなくて男だった」を食らった性別不合の当事者です。日常的に男女の性別使い分けを強いられそのまま根付いてしまった奇妙な人生。サポートや紹介していただけるメディアさんも募集しています。