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ぼくらの家 みんなで番組に出ます

"気持ちの悪いメンバーばかりで住みたい"

その強い思いに駆られ「ぼくらの家」を作ったのは去年の12月でした。

"気持ちの悪いメンバー"というのは、言い換えれば"住みやすいメンバー"ということで、生活レベルや意識が全体的に統一されているメンバーが理想でした。僕はまず「篠原さん」に声をかけました。顔が変、仲が良い、エキサイティングな食事の仕方が良い、お母さんが大好き、逃す手はありませんでした。その次僕は「古川さん」に声をかけました。古川さんはマセキの先輩で「部屋瓶尿」、単純な悪臭、風呂なしトイレなしの生活環境に順応しきることのできる精神、かかすことのできないパーツでした。そして「ぐんぴぃ」です。「ぐんぴぃ」はこの時まだあまり仲良くはなかったですが、この家を作るにあたってキャッチーなマスコット的存在を入れたかった。「一緒に住まないか?」と言うと、二つ返事で「住みましょう!」と言ってきて、すぐにもともと住んでいた部屋を解約の手続きまで済ましていました。一人で生きることに飽き飽きしていた、と言った様子で、なんとも愛らしかったです。そして「ならた」です。ならたは「舎弟」というコンビで活動しており、相方のみねぎしともども、僕が原石だと思い囲い込んだ存在です。実際この家は「ならた」がいないことには成り立っていない場面が多く、中日のキャッチーの小田幸平のような存在としてこの家をまとめています。こうして、このメンバーから足すことも引くことも考えられない、盤石のバランスで出来た家を作ることに成功しました。

どれくらい気楽かと言うと、古川さんがパンツをだいぶ下で履くことで半ケツを超えた七分ケツ状態でリビングをふらふらと歩いていたりしても特に誰も文句は言わないし、ぐんぴぃの持ってきてた冷蔵庫が壊れて中がコバエだらけになり、ある日冷蔵庫を開けると中の何匹ものコバエがこちらを見てきて目が合って気まずくなりドアを閉めたりした、というようなことが起こっても誰も文句は言いません。

ぐんぴぃは夜勤を繰り返しまくっていて5日間家に帰ってこないなどもざらにあるので、その期間壊れた冷蔵庫に放置していた牛乳が腐り中でヨーグルトが作られていて、それを捨てた奈良田が「勝手に臭いヨーグルト作るな!!」と珍しく怒鳴っており、その際も僕は自室に篭り目を閉じ、深く息を吸い1年5000円で課金している瞑想のアプリで森の音を聞くことで、難を逃れました。現代はどんな環境でも自分次第でリラックスを求めることができます。

先日も買ったばかりの珪藻土マットに、いきなり誰かが足の血を垂らしてしまい、初日から赤黒い血が珪藻土に染み込んでしまいました。僕は古川さんだと睨んで詰問したのですが「違います。違います」と足を見せてきて、指先などに特に血が出てる様子が無かったので一旦は疑うのをやめましたが、感覚が犯人は古川だとまだ騒いでいます。

そんなぼくらの家ですが、住み出した時から少しづつ状況は変わりました。大きな変化といえば、篠原さんが「レンタルぶさいく」になったということでしょうか。家の中での呼び名は表では「レンタル」陰では「ぶさいく」と呼ぶことで2度楽しい、篠原さん本体に「ぶさいくは今日は何するんですか?」と聞いても自分が名乗っている事なので怒ることもできない、というので3度楽しいです。いつか「レンタルぶさいく」を借りて僕の部屋の掃除を手伝ってほしいです。

みんなでパズルをやったこともありました

コロナウイルスの前までは毎月「家族会議」というライブをやっており、そこで喧嘩や不満を言い続けていたのもありました。

そんな「ぼくらの家」が2020年9月4日にAbemaTVの「Abema Prime」という番組に塊でリモート出演します!"バズった人"という特集で「レンタルぶさいく」「バキバキ童貞(ぐんぴぃ)」が注目され、さらにそれが住んでる「キモシェアハウス」に突入..という様子らしいです!生放送なので諸々の事情で中止延期の可能性はありますということらしいですが、皆様是非パソコンやスマホを目の前に置いて見てもらえたらと思います。絶対見てください。

「みんなとくらす」というのは「ひとつの丸」になるということです。これからも、ぼくらの家をよろしくお願いします。

木田

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