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恋愛脳
私は
人生おいて恋愛に占める割合が人より多いと思う
モテるとか出会いがあるとかそういう事じゃなくて
ただこれまで自分自身が経験した出来事を思うと
いつも背景に恋人がいたり、恋人がいなくても恋愛的な感情を持った相手がいたり、失恋してこの世の終わりみたいな絶望の日々を送っていたり
加えて私は仕事とかプライベートとか対人関係とか
とにかく何でも上手くいく時はなぜか恋愛もうまくいってる傾向がある。逆も然り
まだ人生20数年目のガキのくせに、人は愛するために生まれてきたってあながち間違いじゃないなと思ったりする
誰かを好きになるっていう感情がもしなかったとしたら私は本当に空っぽだった
ささいなことで一喜一憂したり
誰もが見逃すようなちっちゃすぎる幸せも自分の中の深いところで感じ取って一人で嬉しくなったり
口下手のくせに相手に気持ちを伝えるのに必死だったり
愛なしでは知らなかった感情
愛なしでは気づかなかった自分の醜い思考
嫉妬、この世で一番厄介で愛おしいもの
嫉妬に狂うほど必死で傲慢で勝手で、相手に期待するほど裏切られる
もうやめたいと思う
さらに厄介なことに
人の心は移り変わる
どう足掻いても、どうにもできない
気持ちが離れていく時のあの空気の匂い
緩やかに静まっていくあの人の声と顔
苦しくて悔しくて泣いて、夜は長くて
心は死んでるのに寝て起きて食べて、最低限の生活はできてしまって
堕落しきれない自分を憎む
それなのにまた
全部を知っても、全部過去になっても
また誰かを好きになる
今度こそと願ってまた同じことをする
いつになったらわかるんだろ
でもそんな自分が嫌いじゃない
幸せになりたいとか贅沢言わないから
死ぬまで誰かを愛してたい
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