宇野雪村の手紙が凄い

前衛書の宇野雪村の手紙が凄いことになっている。
これだけ対極にの表現を組み合わせて破綻しないのはさすがですね

皆さんこんにちは今日は
卒業の所手紙の系譜という
中から選んだ、現代書の旗手ですね
中から宇野雪村
この方の三角丸四角面白かったですね
この方の手紙です
やはり前衛書をやっているだけあって
この方の頭の中身っていうのは
こういう中にしっかりと現れてます
やはり手紙の
文字の変形のさせ方なんとか
というのが、考え方の
癖っていうのは非常によく出てますね
この中ちょっと書いて行ってみますね
拝啓オーソドックスです
ただ外側のまっすぐの線まっすぐというのは
左と右を
勝ち負けのなく
切る線です
外に置きますが
ここは正方形なのか長方形な
のか扁平なのかこの形になります
少し扁平です。外側ギリギリに置きます
そしてここ書かないない、ないもの
とあるものを比べるから
これは非常に大きくなるわけですね
今日に巨大なもの大きなもの
そこに横を組み合わせます
非常にわかりやすい小さい大きいものから
小さいもの
に行って小さい大きいでやります
ここでこの大小小大というものは
広いもの外側がありません
ちょっと曲げるとこういうものができてますね
このまっすぐさここをまっすぐに書くってのが
これがいいですね
こういう風に
隣り合うものとの組み合わせっていうのも
この組み合わせ見た
だけでうまいということが言えると思いますね
でここに取り合わせる物っていうのは
何かっていうの考えた時に
複雑なもの狭いものいろいろ可能です
ここにこの小さなものを着ます
小さなもの小さな物ってなったらば
小さなものが小さく見えるためには
大きなものを書くに大きなものを
書いて割らないという
そこでこな方は
ここから大きくしちゃいます
こっち書いちゃいますよ
そして切ります
横に切れてる、こら縦に切れてるいいですね
小さなもの小さな大きく見え
小さく見える大きなものキュビズムですね
寿という字
上下を割った時
上と下の表情の違いを見てください
同じになりそうですが
これは曲直です
どういうように物を取り合わせるか
曲に対して直に対してヨコヨコ
横割れ対して縦割れ
大きなものに対してちっちゃなものこう
いうことを考えながら書いていく訳ですね
その中に詰まった
小さな小さなものってな
こうやって書いても
こうやって書いても
どっちが小さく見えるかってたら
中に空間がない方が小さく見えますね
祝宴たんと打ちます
そして丁寧に書きます
極端ですけれど
パチンと音がするようなものです
と引くような
そういうものを書いていく、つめたもの
開けちゃいます。わかりやすいですね
真似したいですね
この空き、詰め、ちっちゃい大きい
参上
こっちに行っちゃう!上手い

慶び申し上げます
お喜び外に行きます
切り替える。
そして縦に行って右ですね
何気なく書いたら何気なくです
でそれっていうのは
こういう空間の割り方をしますから
ちょっと原稿用紙的です
それに比べると
ギリギリまで空間を意識しようという
細い縦横斜めというのを
非常にに意識したので
そこに対する慶です
そして比較的綺麗な線で書いてパチンと
打ちます
この抑揚で健勝となって
ご健勝となった時の
ちょんちょんこちょこちょー大きく構えて
やっぱり広くとります
やっぱり広く取って
物が上に上がってくるに見える
そしてそこに突っ込んで行くような
まだちゃんちゃうんだってがちんと
強くなって強いとこ行ってもいいです
この縦に対する彼のガチャガチャの横
この細い線に対する
この強い千というような強烈な意志を感じます
綺麗に書いて
綺麗に写ったところにがさっという音がします
トントントンガチャ
本当にこんなになっちゃう
としか見えなくなっちゃう
からなんですけど
気持ち的にはそれがよくわかりますね
この激しさでも非常に理知的です
これを理解して
自分の感性に取り入れられたらいいと思います
ただこれね難しいですね
非常に頭のいい尊敬できる作ですね

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