29歳 11ヶ月 <4/30>孤独は覚悟の上ですか?

■忙しい。
金、金、不安、金、挫折、金、金、孤独、夢、挫折、身体も頭も忙しい。忙しいけど動けない。動けないのはもうなんだかどんづまりだからかも知れない。
今週から学校が始まって、本気で目指すモノが一つできた。
バイトの社長もなんだか僕を育てるとか言って、育つつもりはないんだけど、辞めようかどうか迷ってるうちに割と危ないところまできた。
演劇はどうなった?
演劇ができない。バイトのストレスが溜まってる。昨日はついに佐藤幾優に「用もないのに電話」までしてしまった。いつからそんな仲に?!いや、相当僕が弱ってる証拠。なんだか僕は佐藤さんの元気のない声に気を遣ったりしていた。「ごめんね、こんな電話で」と4回も言っていた。
僕が気を遣うということは、僕は誰かに気を遣って欲しいのだ。優しくして欲しいのだ。でも優しくされると悲しくなる。
どっちにも行けないので、あっちとこっちで行ったり来たりで疲れて結局歩道に座り込む。座り込んでそのまま何年も経ってしまう。
僕の人生はそういうパターンばかりだ。

頭が悪い。
まいったなぁ。

こないだの芝居が終わってからこっち、ほとんど人間と喋っていない。僕の今のバイトは人間との交流は一切ない。
あんま、良くないよな。でも学校が始まったのが救い。数年ぶりにクラスメートができた。みんなと友達になれるといいな。一緒に卒業目指しましょうね。

■昨日はバイトが早く終わったので、シアタートラムの稽古場にself の通し稽古を見にいった。

shelf volume04 「R.U.R.asecond presentation ( 再演、R.U.R. )」
原作/ カレル・チャペック『ロボット( R.U.R. )』
構成・演出/ 矢野靖人
2006.5.2 Tue. → 5.3 Wed. 世田谷シアタートラム

矢野くんの劇団?で僕は多分一回しか観ていない。本番はバイトで観られないし、自分にとって芸術の現場に触れることが必要だと思ったので無理して行ってみた。
トラム事務所の女性の声が可愛くて思わず微笑む。でも微笑んだのは「あまりにも可愛い声過ぎて笑える」という種類だけど。

矢野くんの稽古は本当に何年ぶりに観るのだろう。なんだか稽古の進み方がよく分からなかったけど、スムーズな稽古進行だと思った。通しもよかった。面白かった。皆さんも行ってみるといいですよ。多分損はしないです。
ただ、「その筋の人」から観たらどうかは私は知りません。
僕は「その筋」ではないので普通に感動しました。戯曲のテーマもいいし、役者もいい。いや、役者ね、いいよ。

なぜ矢野っちにこんなにいい俳優が集まるのか?

昔の矢野っちしか知らない僕はなんとなくそう思ったけど、かなり演出の勉強したんだなぁと。「その筋」としてはオーソドックスだろうけど、今の僕(時代)にはとても有効な演出法の一つだと感じた。きっとあの方法論は人間が感動したり、人間の心にダイレクトにタッチできるんだろう。きっと昔っからそういう仕組みになってんだ、あれは。
僕もああいうのやりたいけど、「あの筋」に参入したらホント大変だろうなぁ。かなりのベンチャー気取んないと「あの筋の方法論」に絡め取られる気がする。
そうなったら結局自分の首をしめるな。

まぁいいや。なんか観客とダイレクトに繋がる芝居ができないものか。
なんとなく考える。

■小林さんと青山ちゃんと怜麻と笠木さんと西くんと柳沢くんに会いたい。
あと佐藤さんも。
あと風琴工房の人達。
あと近しい人にも会いたいし、TちゃんにもSさんにも会いたい。
割と会いたい人が多いです。

僕はとりあえずはOKなのか。

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