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舞台「ぼっち・ざ・ろっく!」初日公演を配信で見た感想

2023年8月11日(金・祝)~8月20日(日)までTHEATER MILANO-Zaで舞台『LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」』(以降、舞台ぼっち)が上演されており、今回初日公演を配信で視聴しました!

大人気作品で僕も大好きなぼざろがまさかの舞台化。

ファンとしては漫画やアニメの実写化は期待半分不安半分だったのですが、脚本・演出がかなり評判の良かった舞台「リコリス・リコイル」の山崎彬さんとのことだったのでちょっと安心してました。

とはいえ2.5次元どころかまともに舞台を見たことがほとんどなかったので、どんな感じになるのか全く想像がつかないまま本番を待つことに(一応元演劇部なのですが)

ちなみに初日の配信のみ鑑賞チケット代がなんと690円!!!ロックすぎぃ!!(安い!買います!by喜多ちゃん)

そんなこんなで本番を鑑賞。

鑑賞後の感想を結論からいうと「めっっっっっっちゃ良かった!!!!」です!!

内容がちゃんと「ぼっち・ざ・ろっく!」だったし結束バンドがそこにいた!

今回はネタバレを多少含みつつ舞台ぼっちの感想を書いていきます。


アニメベースの内容

ぼざろは4コマ漫画原作であり、アニメは多少演出などにアレンジが加えられていました。

そして今回の舞台はアニメの舞台化という感じで全体的にアニメをベースとした内容でした。

ストーリーはアニメ1話から8話の初ライブ編まで。

役者さんたちが外見だけでなく、縁起や話し方もほんとにキャラクターたちにそっくり…いや完全に本人であり、見ていてぜんぜん違和感がなかったです。

ぼざろのキャラクターたちが現実世界に飛び出してきてる!とそれだけで感動しました。

また、ギャグにも全力であり、かなりふざけた演出(褒めてる)もあり終始笑いっぱなしでした。

他にも細かいところがアニメの準拠になってました。

  • ストーリーの流れやセリフがほぼアニメ通り

  • 制服だけでなく、私服がそのまま再現

  • 劇中BGMがアニメと一緒

  • でかい完熟マンゴーの段ボール

  • ぼっちのツチノコ、承認欲求モンスターの再現

などなど

舞台ならではの演出

とはいえ舞台ならではの演出もいくつかありました。

特ににぼっちのイマジナリーフレンドとして「ぼっち~ず」という後藤ひとりの分身が最大7人登場して舞台のあちこちをところせましと動き、ぼっちのはちゃめちゃな思考を具現化してたのはおもしろかったです。

圧巻の演奏シーン

ぼざろで外せないのが演奏シーン

なんと驚くことに、この舞台ぼっちはキャストによる生演奏、生歌唱なのです。

演技だけじゃなくてその演じるキャラの楽器が演奏できるって、いったどこからそんな人材見つけてくるの???

見ているこっちも作品の世界に入りこみすぎて「まあみんな演奏できて当たり前だよな」と脳がバグって受け入れていましたが冷静に考えて結構すごいことなんですよねこれ。

そしてみんなうまい。まじでかっこいい(語彙力)

演奏楽曲のセットリストは以下の通り

オーディション:「ギターと孤独と蒼い惑星」
初ライブ:「ギターと孤独と蒼い惑星」「あのバンド」「青春コンプレックス」
エンディング:「なにが悪い」(演奏無。バックで流れるのみ)
エンディング後:「Distortion!!」

「なにが悪い」以外は全てキャストの生演奏・生歌唱です。

個人的にアニメでは見られなかった結束バンド4人で演奏する「青春コンプレックス」「Distortion!!」のシーンが見られたのはうれしかったです。

各キャラ・キャストごとの感想

ここからはメインの結束バンド4人のみなさんの感想を書いていきます。

後藤ひとり(守乃まもさん)

あ、ぼっちだ、と思うくらいリアルでぼっちでした。

ずっと挙動不審でいて、ぼっちがリアルでいたらこんな感じなんだなあと実感しました。

公演後の挨拶もどこまでが素なのかわからないくらい完全にぼっち。

けれど演奏はめっちゃかっこいい。そこにはギターヒーローが立っていた・・・

ちなみに、なんと守乃まもさんは今回のぼっち役が舞台デビューだそうです。

あと、ものすごいセリフ量でほぼ休みなくずっとしゃべっていてすごかったです。

伊地知虹夏 (大竹美希さん)

ぴょこぴょこ動いていて可愛くてまさに虹夏。

しゃべり方もかなりアニメの鈴代さんの演技を意識している気がしました。

虹夏ちゃんの独特のしゃべり方のニュアンスをうまく表現していてすごい。

そして素人の自分でもわかるくらいドラムうまかった・・・。

どうやらドラム歴は15年らしいです。すげえ。

そしてお姉さんの影響でドラムを始めたらしくリアル虹夏ちゃんでした。

ドラム演奏中、時折会場やみんなを見渡して笑顔を見せていたのはまさに下北沢の大天使。

あと正式な発表があったのか分かりませんがが最後に流れた「なにが悪い」は大竹さんが歌っているように聞こえたのですがどうなんでしょう?

山田リョウ (小山内花凜さん)

山田が山田だった。

何を言っているか分からないと思うがそこに山田リョウがいた。

モデルさんかな?と思うくらい背が高くてすらっとすごくかっこよかったです。みんなとの身長差がかなり萌えました。

山田はクールでダウナーなキャラですが、小山内自身の素はかわいらしい方のようですね。

ベースを演奏してる姿がまじでかっこよくて、男の自分でも喜多ちゃんの気持ちにめちゃくちゃ共感しました。

ちなみに最後の挨拶後、自分もウルウル来てたのに涙ぐんでた喜多ちゃん役の大森さんの頭をポンポンしてはけたのがばっちり映ってましたね。

そういうとこだぞ山田ァ!

喜多郁代 (大森未来衣さん)

文字通り笑顔がまぶしくてマジで喜多ちゃんでした。

キターン演出もばっちりでしたね。

そして歌がうまい。配信でも音圧を感じました。

途中謎のミュージカルが始まったのですがその時点で「あれ?歌うまくね?」と思いました。謎演出のため申し訳ないけど笑いましたがw

どうやら歌や舞台の経験はあっても、ギターを披露した経験がないとのこと。(アコギを弾いたことはあったらしい)

まさに喜多ちゃんとまったくおなじ状況ですね。そこまでリンクしてるのか・・・。

初日のエンディングの「Distortion!!」の途中で歌詞が飛んだみたいですが「ラララ~」で乗り切ってたのがそれも喜多ちゃんらしくかわいかったです。

千秋楽も配信あるよ!みんな見よう!!

本当は他のキャスト(星歌さん、PAさん、きくりさん、後藤家やぼっち~ず)のこととかたくさんあるのですが今回はここまで。

実はまだ現地チケットが余っている公演もありますので、行ける方はぜひ現地に行って生の演技や演奏を肌で感じてください

本当によかったのでぜひ!

ちなみに僕は地方勢のため見に行けないです。ぐやじい!!

ですが、8月20日の千秋楽公演は昼夜ともに配信チケットが販売されているので配信で見届けようと思います。

ちなみに早くもBD&DVDの予約が始まっています。

千秋楽が終わったらブログの方に感想を総まとめしようかなーと思っています。

それでは。


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