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【簡単】最短で満点をとる工業簿記のシンプルな勉強法【初心者OK】

「2級の工業簿記が難しすぎてちんぷんかんぷん、、、」
「どうやって勉強すればいいのかさっぱり、、、」
「出来れば工業簿記で点数を稼ぎたいな」


こんなお悩みをお持ちではないでしょうか?

実は工業簿記で点数を稼がないと簿記2級合格は厳しいです。

理由は以下の3つ

  • 商業簿記で点を稼ぐのはもっと難しい

  • 工業簿記だけで4割も配点がある

  • 合格者はみんな工業簿記で点を稼いでいる



「工業簿記が難しいから捨てようかな」
「商業簿記で点数を稼げばいいかな」
という考えは実は危険です。


とは言いつつも、昔は僕も工業簿記が苦手でした。


「製造間接費、、?」
「仕掛品ってなに、、、?」
といった感じで何から手を付ければいいのかさえわからない状態でした。


しかし、正しい勉強法を身に着けて、コツだけを押さえることで本試験では工業簿記で満点近くを取りました。
そして簿記2級は一発合格です。


しかし、工業簿記は勉強量が成果に比例しにくい科目なんですよね。
つまり、がむしゃらに勉強しても合格できません。


商業簿記は勉強すればするほど成績がのびていく科目です。
が、工業簿記は間違えた勉強をすると、いつまでも成績が伸びず合格できないなんてことになりかねません。


事実、僕の周りでもたくさん勉強しているのに、工業簿記がいつまでも伸びない人は多いです。


つまり、工業簿記は正しい勉強法やコツ、ポイントを知ることが何より大事。



そして、noteでは【工業簿記で満点をとるためのシンプルな勉強法】を解説します。

このnoteの内容
✅工業簿記という試験の性質を知る【3選】
✅失敗する工業簿記の勉強法3つ
✅工業簿記の具体的な勉強法5ステップ
✅工業簿記の勉強法のポイント7選

かなり気合を入れて執筆したので、5000文字近くの分量になってしまいました、、、
少しずつ読んでいただけると幸いです。



そしてこのnoteを読むメリットは以下の通りです。

  • 工業簿記で安定して得点を稼ぐことが出来る

  • 間違えた勉強で延々と伸び悩むことがなくなる

  • 商業簿記が苦手でも合格できる

  • 遠回りせずに合格できる

  • 工業簿記がスラスラと解ける

  • 簿記が面白くなる

  • 簿記2級があると、就活で超有利(企業が求める資格NO.1)


実は簿記2級に合格する人は工業簿記で点数を稼いで、合格点を超える人が大半です。


商業簿記は難しい問題が多く、安定して得点するのがかなり難しいから。
それに比べて工業簿記は難問が少なく、問題のパターンも一定なので満点を取るのが割と簡単なんですよね。


なので、工業簿記で満点近くを安定して取れるようになることが、簿記2級に合格する一番の近道です。



本noteの信頼性
この記事を書いている僕は会計系最難関資格である公認会計士試験短答式(簿記1級レベル以上)に一発合格しています。また、簿記2級も一発合格です。


※最後に注意点

このnoteは正しく効率的な勉強法やコツなどを書いたものであり、本気で合格したい方向けのものです。
買っただけで、合格できる魔法ではありません。
「とにかく楽をしたいだけ」とか「ワンチャン受かればいいかな」みたいな方には向かない内容となっていますので、そのような方はご遠慮ください。


それでは、分かりやすく解説していきます。

※あと7部売れた時点で値上げする予定ですので、お早めの購入がお得です。



工業簿記の性質(商業簿記との違い)

まずは、工業簿記の性質について知っておきましょう。
商業簿記とは、勉強法が少し異なります。

特徴は以下の3つ

満点を狙いやすい
範囲が少ない
最初は難しく感じる

それぞれ解説しますね。


✅満点を狙いやすい

まず、工業簿記の性質一つ目は満点を狙いやすいこと。
商業簿記は、しっかり勉強していてもなかなか満点を取ることは難しいのですが、工業簿記は結構簡単。

なぜなら
出題パターンが一定
難問が出題されにくい
出題範囲が狭い
から。

工業簿記って、ひねった問題とか、やたら難しい問題が出ることが少ないです。
逆に商業簿記は、ひたすら複雑な連結会計の問題なんかが出たりと、難しくなりやすいですよね。

それに工業簿記は出題パターンが割と一定です。
基礎的な解き方さえ、押さえてしまえば大体の問題は解けるようになります。

ってことで、工業簿記は割と簡単に満点を狙いやすいんですよね。



✅勉強量が少ない


次に、工業簿記は商業簿記に比べて少ない勉強量でも大丈夫です。
なぜなら、出題範囲が商簿より狭いから。

商簿の方が仕上げるのに時間がかかるんですよね。

テキストを思い出してください。
商業簿記は、無数に論点があるし、会計処理の数もかなり多いですよね。

例えば、商品売買だけでも覚える仕訳がたくさんあります。

つまり、工業簿記は少ない勉強時間で、満点を狙えるコスパの良い科目なんですよね。
工業簿記で得点を稼ぐことが、2級合格の近道です。


✅最初は難しく感じる

工業簿記の性質3つ目は『最初は難しく感じる』ということ。

これ、なぜかというと
・2級で初めてチャレンジする科目
・知らない名前がたくさん
・やってることがイメージできない
って所ですね。

商業簿記は、3級である程度触れていたので、とっかかりやすいのですが、工業簿記に関しては初めて触れる科目なので、なかなかハードに感じることが多いです。

また、『製造間接費』とか『仕掛品』みたいな、聞いたこともない名前ばっかり出てきて「よくわからん、、、」ってなりますよね。笑

それに、工業簿記は、商簿と違って取引がイメージしにくいです。


といった感じで、工業簿記は「難しすぎる、、、」って思われがち。

ですが、工業簿記は簡単なんです。
最初はやたら難しく感じるのですが、慣れれば簡単。

自転車みたいなもので、一度乗れてしまえばお手の物なんですよね。


失敗する工業簿記の勉強法


ということで、工業簿記の正しい勉強法の前に、失敗する勉強法を3つ解説します。

ノートにまとめる
理解を追い求めすぎる
インプットばかり

✅ノートにまとめる

一つ目は、『ノートにまとめる』勉強法です。
これやると、大体失敗します。

理由は3つ
・時間がかかりすぎる
・アウトプットにならない
・そもそもテキストにまとまっている

簡単に解説しますね。

・時間がかかりすぎる

ノートにまとめるのって時間がかかるんですよ。

ただでさえ、ボリュームの多い簿記の試験なのに、ノートにまとめていたら、1000時間あっても足りません。


・アウトプットにならない

近年のいろんな研究で、勉強において効果的なのはアウトプットだとの結論が出ています。

つまり、アウトプットっていうのは問題を解いたりして知識を使うこと。

ノートにまとめるのって、テキストの事項をひたすら自分なりに写しているだけなので、ほぼアウトプットになりません。

・そもそもテキストにまとまっている

最後は、そもそもテキストに綺麗にまとまっているのに、わざわざ自分でまとめる必要はないから。

テキストって、頭の良い人たちが、最高にわかりやすく知識をまとめてくれたものなんですよ。

それなのに、自分でわざわざまとめなおす必要なんてないですよね。


✅理解を追い求めすぎる


工業簿記で失敗する勉強法2つ目は、『理解を追い求めすぎる』こと。
なぜなら、完璧な理解がなくても得点は出来るから。

それに、理解を重視しすぎて、勉強が進まないなんてことになりかねません。

工業簿記で大事なのは、会計処理や下書きをマスターして、とにかく解答の金額を出すこと。

理解は大事ですが、理解にこだわりすぎると、得点が伸びません。

目的は博士になることではなく、『得点を伸ばすこと』です。


✅インプットばかり

最後は、インプットばかりだと工業簿記はいつまでたってもできるようになりません。

先に言いましたが、勉強で大事なのは特にアウトプットだから。
特に簿記はアウトプットが効果的な学問です。

テキストをひたすら眺めていたり、映像授業を何度も見返しても、問題は解けるようになりません。



工業簿記勉強法5ステップ


それでは、工業簿記の勉強法5ステップを解説します。

以下のステップに従って勉強していけば、最短で満点を狙えます。

①テキストを流し読み
②テキストの例題を3周解く(3周目までには完璧にする)
③問題集を3周する(問題を見た瞬間に解法がパッと頭に浮かぶまで)
④過去問を3年分解く
⑤書き出した苦手を解く

それぞれ解説しますね。

①テキストを流し読み

まずは、ざっくりテキストを流し読みしましょう。
完璧な理解はまだできなくてもOK。

工簿は実際に手を動かして、解かないとなかなか理解はできないので、なんとなく「こんなものか」くらいの理解が出来ればOKです。



②テキストの例題を3周解く(3周目までには完璧にする)


そしたら、テキストの基本例題を3周くらい解きます。
基礎的な問題ばかりですが、基礎を仕上げることが最重要です。

テキストを3周する中で、例題レベルの問題は完璧に解けるように仕上げましょう。



③問題集を3周する(問題を見た瞬間に解法がパッと頭に浮かぶまで)


そしたら、次は問題集を3周します。

ここが最重要ポイントです。

テキストの例題よりも、難易度が上がるので、多少苦労するかもしれませんが、ここで差がつきます。

はじめは、1問解くのにものすごい時間がかかって苦労することも多いのですが、ここを乗り越えれば一気に点数が伸びてくるので踏ん張りどころです。

そして問題集を解くときは必ず間違えた部分を記録しておきましょう。【超大事】

最後に間違えた部分を総復習するためです。


④過去問を3年分解く

問題集を3周解いたら、かなりの実力がついているはずです。
目安は、個別問題ならほぼ完ぺきに解けるくらい。

そこで、過去問を3年分解くことで、本試験レベルの問題に慣れましょう。

本試験の問題は、形式も独特なことに加え、制限時間などの制約があるので、しっかり慣れておく必要があります。

③までの段階で身につけた知識を最後に仕上げるようなイメージです。

ポイントは3つ
・必ず制限時間を図ること
・復習は必ずすること
・間違えた部分を記録

間違えた部分や苦手な部分は、試験前に一気に復習することが効果的なのでしっかり記録しておきましょう。

⑤記録してきた苦手を解く


最後の試験前のプロセスです。

最後は、いままで記録してきた間違えた部分を一気に総復習しましょう。

一度間違えた部分というのは、もう一度間違えやすい所です。

試験前に苦手を復習しておくことで、かなりミスが減るので効果的ですね。



工業簿記の勉強のポイント7選


工業簿記を勉強するときのポイント7選を解説します。

とにかく手を動かす
商業簿記より早めに仕上げる
とにかく正確に解く
大きな目線がかなり大事
下書きをマスターする
論点ごろに解く手順を決める
捨て論点を作ってはいけない

一つずつ解説しますね。

とにかく手を動かす


まずは、工業簿記において大事なことは『とにかく手を動かす』ということ。
つまり、問題を解きまくることが一番効率的です。

工業簿記って、スポーツみたいなもので、頭で考えるよりも手を動かした方が効率的なんですよね。

なので、ひたすらテキストを読んだり講義を見ていても、いつまでたっても成績は上がりません。

1にも2にも手を動かして、問題を解くこと。
これが満点への一番の近道です。


商業簿記より早めに仕上げる


工業簿記は、商業簿記よりも早めのタイミングで仕上げましょう。

理由は、試験直前期は商業簿記を詰め込むことが効果的だから。

先に述べましたが、工業簿記って暗記が少なくて一度出来れば、そこまで勉強しなくてもいいんですよね。
これに対して、商業簿記は覚えることが多く範囲が広い。
よって、商簿は直前期に詰め込む作業が必要になってきます。

なので、工業簿記は割と早めの段階である程度仕上げておくことがベストです。

直前期は商簿のために時間を割けるようにしましょう。

とにかく正確に解く


工業簿記で大事なのは、『とにかく正確の解く』こと。
もちろん、商業簿記も正確に解くのは大事ですが、工簿は特に大事。

なぜなら、一つのミスが連鎖的にミスになりかねないから。
一つミスると、大問ごとボロボロなんてケースですね。

工業簿記は、問題ごとにつながっていることが多いので、少し問題文を読み違えることが大きなミスになってしまうことが多いです。

工業簿記を解くときは、特に正確に解くことを意識できるとベストですね。



大きな目線がかなり大事


そして、意外と見落としがちなので、『大きな目線』を持つこと。
大きな目線っていうのは、工業簿記の流れの事。

つまり、材料を仕入れてそれを加工して販売するみたいな流れの事。
他にも、どの段階でどの計算をするのか、つまり以下の図のようなこと。



こういった大きな流れや目線がないと、深い理解が出来ないので成績が伸び悩みます。

テキストの最初の方に載っていることが多いので、一読しておきましょう。

下書きをマスターする


商業簿記で大事なのは『仕訳』ですが、工簿で大事なのは『下書き』です。

いわゆる、総合原価計算のボックス図とか、標準原価計算の差異分析図とかですね。


工業簿記では、この各論点ごとの下書きを書けるようになることが一番の近道です。
というか、下書きさえ書ければ8割くらいはその論点が仕上がったようなものといって過言ではないです。

例えば、総合原価計算はボックス図が書ければ、あとはボックス図から、解答の金額を出すだけです。
つまり、ボックス図さえ書ければほぼ合格したようなもの。

工業簿記では、とにかく下書きを書けるようになることを重視してください。


論点ごろに解く手順を決める


そして、工簿では論点ごとにある程度解く順番を決めておきましょう。

例えば、総合原価計算の問題なら
①問題を読んで資料をチェック
②何が問われているかを確認
③ボックス図を書く
④完成品原価を計算する
といった感じ。

なぜ、手順を決めておくのかというと、本試験では「どこから解こうかな」と悩んでいる時間はないから。

ぶっちゃけ、本番で「この問題どうやって解くんだっけ」と迷っていると制限時間に間に合いません。

なので、各論点ごとにある程度解く手順を決めておく、あるいは問題を見た瞬間にパッと解答手順が思いつくくらいまで、仕上げないとNGです。


捨て論点を作ってはいけない


最後は、捨て論点を作ってはいけないということ。

工業簿記って、特定の論点が割と深く出題されます。
つまり、大問ごと一つの論点が出るようなイメージ。

もし、捨てた論点、勉強していない論点が本番で出題されると、大問ごと失点しかねません。

なので、捨て論点を作ってはいけないんですよね。

ただ、工業簿記は出題範囲が広くないし、覚えることもそこまで多くありません。
必ず、どの論点もしっかり対策しましょう。


まとめ


ということで、工業簿記の勉強法について解説してきました。

工業簿記は、最初は難しく感じますが誰でも満点を取りやすい科目です。

工業簿記で、得点を確保しておくことが、合格への近道になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
合格を祈っています。



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