今の日本共産党、おまわりさんに怖がられていないっぽい

まず、「共産党は安全だ」とかなんとか言っても、わしはびた一文儲かりませんし、そもそも党員でもなんでもないのでほめてももらえません。

いやぁ。自民党にとっては脅威であるには違いありません。共産党議員の国会爆弾質問とか、『赤旗』スクープとか。ただそれだけではいわゆる「文春砲」と同じで、大臣や大物政治家が辞任するとか、政権交代するとか、せいぜいでそんなもんでしょう。いくら彼らが綱領で「敵の出方論」を保持していたとしても、それはせいぜいで政権獲得後のことで、学生運動で極左との対峙があったときや解同との対峙なぞがあったときならともかく、今の御時世に共産党員から暴力、なんてことは普通は体験なんかできないでしょう。

もちろん共産党には腕っぷしが強い、党幹部をガードする人間や、共産党の建物をガードする警備会社の人間もいますが、そもそもそういうひとたちは護身術などに長けているとは言えるかもしれませんが、彼らが「攻め」の体制に入ると、党幹部の防衛がおろそかになりますし、警備会社というのは国にあれこれ届ける必要があるのです。よって、暴力革命構成員には向きません。

むしろ、自衛官や警察官を組織し、よりハードルが低い自衛隊員となって素直に訓練を受けたほうが、暴力革命をやらかすには、より近道なのではないでしょうか。自衛官になれば、みずから武器の取り扱い方に習熟することができますし、警察官の場合も、「暴徒」が動いたらどう対処するかを学習することができるでしょう。ただし、国家に服従する自衛官と、行政に従う警察官とは、その性質が異なります。警察官が有するノウハウは、暴力革命を行うには有用かもしれませんが、きわめて困難なものとなるでしょう。事実、そんなもんに乗っかる共産党員がどれほどいるのかもわかりません。

それではなぜ、公安は延々と日本共産党を監視するのかと言われますと、答えはいろいろですが、自分でしたら「前科者だから」と答えます。また、どういう運動であれ、変質というのはありえますから、たとえ、今がどういう状態であろうとも、「過去」がアレである限り、公安当局としてはそういう事態を想定しておかなければならない、というリクツです。それ自体は何ら間違ってはいません。共産党公式ツイッターアカウント自身も、「関しのためのフォロー大歓迎」なので、有権者として、徹底的に監視しまくればいいのではないでしょうかねえ。

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