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【ミニ情報:大きな忌まわしい教会】

11章から14章で、ニーファイは示現の中にさまざまな出来事を御霊によって見せられますが、その中で主の業に敵対する「大きな忌まわしい教会」についても見せられます。今日はそれについてのミニ情報です。
 
「大きな忌まわしい教会」の定義について、十二使徒定員会のブルース・R・マッコンキー長老は次のように述べています。

「悪魔の教会および大きな忌まわしい教会という名称は、名称や種類にかかわらず、政治、哲学、教育、経済、社会、友愛、社会習慣あるいはどのような宗教上の名称や実体であろうと、神と神の律法から人々を引き離し、それによって神の王国における救いから遠ざけることを目的とするすべての組織の総称である。」

(Mormon Doctrine、第2版〔1966年〕、137-138)

ダリン・H・オークス長老も、次のように述べておられます。

「神への信仰を否定するあらゆる哲学や組織……そして、この『教会』が聖徒を陥れようとする『囚われの身』の状態とは、身体的な拘束というよりもむしろ偽りの考えによる束縛なのです。」

(「神の証人になる」『リアホナ』2015年3月号,20)

「大きな忌まわしい教会」とは、特定の宗派や教会を指すのではなく、人々を神様と神様の教えや戒めから引き離すことを目的としているあらゆる組織や団体、思想、慣習などを象徴的にあらわしています。

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