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古い価値観の改革

私が結婚した先は、
田舎の中でも気性の激しく、
口が悪い人達が多い集落。
その中でも特に口の悪いと評判の
家でした。

誰に対しても常に喧嘩口調。
それをお互いに笑いあって過ごして
いるなら、問題はないのでしょうが、
言われた方は腹を立てて、
「あんな風に言った、こう言った」
食卓ではそんな会話ばかりです。

腹が立つなら、自ら口の悪さを正せば
良いだけなのに、相手の悪いところを
探しては難癖をつけてが責め立てあっている。

そして男尊女卑は当たり前。
妻に関しては奴隷のような扱いです。
そのような扱いに憤りながらも、
せいぜい喧嘩に発展するだけ。
文句を言いながらも、それを上回る
義父の威圧。
同じ日常を、稼いでもらってるから
仕方ないと諦めている。

自殺率が高い土地と言われていますが、
暮らしてみるとその理由がわかります。
全く異なる環境から嫁に来たので
強く違和感を感じました。
男性の自殺率の方が高いのも頷けました。

地の時代は男性性エネルギー
風の時代は女性性エネルギー
魚座の支配
水瓶座の解放
とも言われていますね。

代々長年虐げられた女性の怒りが根深く、
依存と支配をお互いに繰り返している。
夫が妻に、妻が夫に。
親が子供に、子供が親に。
時には知人にまで。
人に対する異常な支配欲と反発。
それを仕方ないと暮らしている。
完全な思考停止状態。

義母が受ける扱いより、嫁の私の扱いが
少しはマシだったのは、それを当たり前
だとは思わなかったことと、言葉でした。

正直に心を伝えること、
感情を(できるだけ)抑えた言い方。
美しい日本語。
これは私が母に教えられた美しい嗜みです。

夫の家族は私と話す時だけ、
丁寧な言い回しになる。
誰でも相手に合わせて変えようとするものです。

時代の変換機とは言え、
長い年月で培った概念を変えることは
容易ではありません。
徐々に感情に呑まれ染まっていく自分。
その時間、体験も必要悪だったのかも
しれません。
それでも、古臭い価値観の中に埋もれて
生きることもできなかった。

自分と子供達が自然体で生きるために
ずっともがき続け、自己改革をしていました。
子供達が先生でした。
長い年月がかかりましたが、少しずつ
少しずつ改善していきました。

空の中では、全ての物事には善悪は
ありません。

その体験を自分自身が好むか?
好まないか?
ただそれだけです。

義父母の生き方は私にとって、
好まない価値観、思想、生き方だった。
ただそれだけということです。
その反対側の自分が好む理想に向かう為に
対局を見ることは不可欠なのかもしれません。

自分の感情、意識だけではなく、
重い集合意識が相乗りのように、
統合を託されることもあります。
生きている私が意識を変えることで
空で繋がった、御霊も成仏ができる。

私が自分自身を解放すると共に
ご先祖の御霊も癒されていくの
がわかりました。




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