夫のこと

結婚して家事の120%は私でした。
結婚当初は仕事もしていなかったし、
私の母、義母も専業主婦だったので
私自身もそんなものなのか?
くらいに諦めていました。

子供が出来、サポートが必要な時も
何もせず座って食事が運ばれて、
下げてもらうのを当たり前のように待ってる。
頼めばイライラして、誰かに当たることも
あったので頼みにくかった。
子供の精神衛生上、夫の不機嫌ほどの
害はないと思っていた。

私の頼み方が悪いのかと変えても、
私自身の感情が伝わってしまって
うまくいかない。

夫の実家では妻がなんでもするのが当たり前で
義父は座って文句を言うだけ。
そんな家庭で過ごせば、私の方が異常に見えた
のでしょう。
どうにか現状を変えたくて、相談のつもりで
話し出せば、私は苦しさのあまり泣いたり怒ったり、
責め立ててしまう。

次第に相談しようとしても「話すな」と遮られ、
じゃあどうすれば良いか聞けば
「俺の言いたいことを察しろ」と
本当に会話にならない状態が20年以上続きました。

その間に、色々な出来事が起こる度に、
mm単位の改革を地道に続けていた。

義母が倒れ、介護という精神的な重圧が増えた時に
私の方から家事を分担(ほんの少しのサポート)を
お願いしました。
頼まなければそのままで無視をしていたでしょう。

それでも、めいいっぱい動いて余裕がない私の失敗には
平気で文句が出たり、呆れた顔で一瞥する。

ずっとそんな夫をずっと心の中で責め立てていたけど
夫も同じ思いだっただろうと気づきました。
自分の思いを伝えることもできないまま、
今のままの関係では、精神的に本当に無理だと
自分の思いをラインした。



私は、あなたの常識からしたら
頭がイカれてて、非常識なんだと思います。
卑下ではなく、本当にそうなんです。
私なりに頑張ろうと、やっても失敗します。
何かの障害か、欠陥なんだと思います。

私の性格的な問題で、あなたが私を怖がり、
逃げたくなるなることも、今までの自分を思い返せば、
自業自得だと思っています。
あなたは誰に対しても愛情や思いやりが無いわけではなく、
私に対しては湧かない。
ただ、それだけ。

それでも時々、悲しくて、苦しくなります。
時々感情が揺れるのは、そのせいです。
未熟なばかりに、あなたに当たり散らしているんです。

この関係性が、精神的にキャパオーバーな
ことは気づいていました。
それでも私なりに応えたかった。
付き合っていた頃のように、仲良しに戻りたかった。
田舎で暮らす孤独に耐えかねていた。
だから、大切にされているという感覚を
あなたに求めたのでしょう。

あきれられたり、怖がられたり…
自分の理想とは真逆の、悪い方にしか行かないことに、
ずっともがいて、悩んでいました。

一緒に暮らすなら幸せな関係でいたい。
ただあなたに嫌われたくなくて、能力以上の無理をしていた。
シンプルにそんな感じです。
さて、これからのことです。

私に対してイライラするのは、仕方ないと思っています。
あなたが、私に対して期待していることに応えられない。
あなたが期待するほどの能力がないからです。

それでも私なりに努力をしていました。
子供達のこと、あなたの仕事の経理、義父の病院も、
自分の仕事を調整しながらやっていました。
日常的な家事全般も、少しだけサポートをしてもらい
やっていました。
それに加えて、実家のママや姉のことも気がかりです。

自分の仕事も経済的なことだけじゃなく、
私にとって大切なライフワークになりました。
自分の能力に対して、負担が多過ぎた。
だから疲れてイライラしたり、失敗するのだと思います。

もっと頼りたいこともありました。
私とは話しはしたくないと断られてから、
どう伝えれば、改善ができるのか?
ずっと悩んできました。
結局、伝えようと言葉にすれば感情が湧いて、
一方的な要望だけが伝わってしまう。
だから、あなたは私のことがどんどん嫌になっていく。

以前、何度も「察しろ」と言っていたね。
口には出さない感情や表情を読み、
少ない情報の中で、私なりに立ち回っていました。
上手くいったこともあれば、検討はずれなことの
方が多かったでしょう。
霊能者じゃあるまいし、無理でした。

次第に、あなたの一瞬のイライラした表情を
見ては、呆れられ、煙たがられているんじゃないか?
不安と焦りの中で生活をしていました。
あなたのご機嫌を損ねないようにすることが、
察することだと、勘違いしてしまったんです。

顔色を伺って生きることに、怖くなってから
あなたの顔をちゃんと見れていません。
あなたは本当は優しかったかもしれません。
私の名前を呼んでいた。
優しさが伝わったのは、残念ながらそれだけです。
次第にそれさえも、何かをさせるための方便、
リップサービスように思えてきました。
名前を呼んでもらうだけで、尻尾を振って
キャパ以上のことを自分に鞭打ってやっていた。
そんな程度にしか考えられない。
本当に私はイカれてるんです。

過去に傷ついた言葉をいまだに信じて、
恐怖心を自分の中に植え付けました。
それはあなたも同じでしょう。
その言葉を払拭するために、
私は心を無にして立ち回り…
あなたは、私に対して無気力になった。

このままの関係で生き、老いていくのは、
すごく怖いです。
今までも、具合が悪くなる度に
家事をしないことが、あなたに煙たがられる
ことと直結しています。
具合が悪くなる自分さえも、許せないのです。

長年、そんな自分を変えようと努力していましたが
昨日、無理だとわかりました。
そろそろ、良いも悪いもありのままのの自分を
受け入れて、生きていたいと思うようになりました。

それは妻として、今まで通りにあなたの要望に
応えることとは違う道だと思います。

ただ、イライラされたり不満を持ちながら
共に生きるのは、私には何よりも辛いです。
今よりも私を嫌悪する前に…
離れて暮らしたいと言ってください。

それでも共に暮らすなら、
妻ではなく一緒に暮らすパートナーとして
生きさせてください。

いつのまにか妻という役割に責任を感じて、
家族の世話が私の役割になってしまった。
そこから解放させて欲しいと思っています。
これが私の意思です。

基本自分のことは自分でする。
それだけです。

それでも掃除や洗濯は今まで通りだと思っています。
あなたの仕事の経理についても、今のところ
できる範囲でサポートするつもりです。

あなたが別居や離婚を望むなら、
その通りにします。
手続きはご自身でとってください。

前にも言いましたが、
私も要望を出して建てた家です。
あなたに負債の全責任をとってもらおうとは考えていません。
自分の責任は果たせる範囲で、果たしていく
つもりです。

本当は、あなたを喜ばせることが好きでした。
喜んでもらうためにやってることが、
課せられた責任になりました。
感謝は聞こえず、失敗した時の言葉だけが耳に残る。
その態度に怒りが湧く。
いつのまにか、イカれた脳になってしまいました。

本当に自分が妻として、果たす器がないことに申し訳ないと
感じています。


去年送ったラインだけど、まだ半分犠牲者気取りね。
妻に思いやりを持てない人間に対して、
甘やかしすぎ。

このブログを書き進めるうちに
私が優しくして、気を回しても当たり前だと感謝もなく、
同じような態度でいれば冷たいという。

私が病気でも笑って飲みに行ける冷たさ。
生存確認は子供達にさせるだけ。
動けなくても作るのは自分の食事だけ。
とばっちりに合うのが嫌だと逃げるけど
夫のとばっちりを受けてるのは私。

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