自己紹介(受験遍歴)

はじめに

 どうも、ぼっちまんです。今更ですが、自分について紹介している記事を1個も書いていなかったので遅まきながら書かせていただきます。過去に公開していた勉強系の記事の代わりにこちらを公開するという形をとるので、少し長くなりますが人となりが分かるよう、詳しく書いたつもりです。

 それでは、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。


現役

高校生活

 機械工学科(正確に言うと航空宇宙工学科)を志望していました。

 国立志望で、出身の関係で第一志望は埼玉大学にしていました。模試ではほかに上位校として電通大を、滑り止めとして茨城大学を書いていました。あと直前期には、宇宙開発に関する研究に力を入れているということで都立大も書いていました。

 私立に関しては、立地と希望する学科を考慮すると法政大学と東京電機大学がベストだという考えになり、出願の準備をしました。

入試本番

 迎えた共テ本番。2022年度入試のアホ難化により、合計は5割弱しか取れませんでした(実力自体が全然足りませんが)。そのため、前期で茨城大学に出願しました。
 茨城は配点の中で共テが占める割合がかなり大きく、リサーチE判定の自分には厳しいものがありました。学校の面談で高知工科大学の航空宇宙工学専攻なら受かるだろうと言われましたが、家庭の事情で関東甲信越地方から出ることが許されなかったので茨城大学にそのまま突撃。

 結果としては、落ちました。でも、自分と共テの点数がほとんど同じ受験生が自分が受けた工学部に受かっていました。

これを成績開示シーズンの6月に私は知りました。。。


 私立に関しては、最終的な出願先を東洋大学と東京工科大学(共テ利用)、東京電機大学(一般前期)にしました

 電機大は理工学部機械工学系が補欠合格で結局繰り上がりませんでした。工科大のほうは機械工学科から合格を頂きました。しかし、実家から電車4本を乗り継いで4年間通学することができないと怖気づいてしまい、最終的には蹴りました、、、

余談ですが、片道2時間以上かけて大学に通っている学生はそこまで珍しくありません。自分の中でどこまでの通学時間なら耐えられるかを事前に知ったうえで志望校を選ぶとかなりいいです。

 東洋に関しては近場でアクセスがかなりいいものの研究実績が弱いという偏見が自分の中で形成されてしまっていたので、迷わず蹴ってしまいました。。。

 高校から進路未定のため、追加で大学に出願しなさいとの命令を受けたため、立地の都合と興味ある学問を学べるという理由で理科大理二 数学科(夜間)を共通利用で出願しました。ここは合格を頂くことができました。

 数学科の学費は年間60万ほどで済むのと、最寄りも飯田橋でアクセスがしやすい。カリキュラムも昼間の数学科とほぼ変わらないので、かなりコスパのいい選択をしたと思っています。

空白の3月

 もともと、国立に受からなかったら+1するのは自分の中で決めていました。そして、理二の合格発表日の3日前に高校の卒業式があったので、それに出席しました。

 でも、私は3/9に中期日程を受けていたので、予行を行うことなく、いきなり高校から卒業証書をもらいました(中期日程の話は次の項目で)。
 同期と会話した量は少なかったと記憶していますが、親友と少しの間だけ身の上相談をしました。


 もし、浪人を決断した高校生がいるなら、このような相談は信用できる数人にだけすることをお勧めします。現役で行った人たちはほとんどが自分のことを考えるのに精いっぱいで前に進んでない浪人生には構ってくれません。なので、あまり参考になりません。


中期日程の話

 私が出願した大学の機械電気工学科の出願時の倍率は30倍を超えていました。ですが、実際に会場に来ている人は全員ではなくて、体感3分の2は欠席していました。

 前期で振るわなかった人も中期・後期まで踏ん張れば受かる可能性は十分にあります!!
 受験に未練を残したくない人は這ってでも行くといいです。

 実体験ですが、私の友人に私立一般全落ち、国立前期も落ちて共テ利用で滑り止めた私立一つしか進路の選択肢がない状況で、国立後期を受験して無事に合格した人がいます。倍率は見かけだけなので、国公立をあきらめたくない人はぜひ、チャレンジしてみてください!!


高校生から無職へ

 卒業式が終わり、理科大理二の合格発表を見たあと、高校に受験報告をしました。

 ですが、私の母校が公表している進学実績は大学名のみなので、私がこの成果を母校に報告してしまうと、進学実績の理科大の人数が増えてしまい、詐欺行為に加担しているという後ろめたい気持ちが強くなってしまったので、未出願という形で報告しました。


 そして、浪人するということは決めていたので行う形態を仮面か宅浪かについて考えた結果、後者を選びました。理二で仮面をする場合は日中にバイトをして、夜中に数学などの基礎理学を学ぶ予定でした。ですが、親に宅浪ならば最低限の金は保証すると言われたので、甘んじて受け入れました。

 この選択が正しかったかは今でも説明できません。正しいとも間違いとも言えません。ただ、今なら言えることとして、
・生活リズムを整えるために予備校に通うのはアリ
・週2くらいのバイトは精神衛生上いい
・共通模試は4回受ければ十分
はあると思っています。

 3月中旬には宅浪の意思を固めました。そのあとは高校の親友と学習計画の相談をして、4月には受験勉強を再開していたと思います。

ニート(浪人)

 予備校に通わず無職だったので、この時期の自分のことはニートだったと自認しています(大学の友人も同意見らしい)。

 現役時の反省として、
・模試の復習をないがしろにしていた
・理想ムーブと現実ムーブの想定が甘かった
というのがあったので、これらを解消するために勉強をしました。

 具体的な勉強法についての説明は省きますが、模試の成績推移としては、
7月に受けた模試の判定は
東京都立大学人間社会 E判定+E判定
埼玉大学教育学部中学国語 E判定+C判定

明治学院大学文学部 C判定(一般)

年内最後の模試の判定は
東京都立大学経済経営学部 E判定+C判定
埼玉大学経済学部 E判定+B判定
群馬大学情報学部 D判定+A判定

東洋大学情報連携学部 B判定(共通利用)
獨協大学経営学部 B判定(共通利用)

と成績自体は伸びています。

学部選び

 浪人初期は文学部を志望していました。日本語教育について興味があったからです。そして、都立大の日本語教育学のカリキュラムに興味を持ったので、そこを本命にしました。

 しかし、秋ごろに志望を変えました。家族、友人、高校の関係者など、文学部を選ぶことに反対する人が多かったからです。理由は、緩すぎる雰囲気と実学的ではない、というものでした。

 これはごもっともだと思います。文学部は世間一般の人がイメージする就活をする人が少ないことが影響していると私は考えています。


 家族会議をした結果、経営系と情報系学科なら志望してもいいということで全員合意しました。前者は母親が商業科出身なので、その影響から。後者は統計という実学的なものとの結びつきが強いと自分で考えたのと、現役で受けた機械工よりも両親の受けが良かったからです。

 そして、都立大は通学時間的にキツいため志望を断念。そのときにネットの情報なので半信半疑ですが、都立大と埼玉大は評価がほぼ変わらないということを知ったので、実家からチャリ通学ができる埼玉大学経済学部がマイブームに。


 最終的に記述模試で書いていた志望校は、国立は埼玉経済・群馬情報・筑波社会工学、私立はマジで考えてなかったのでネタで上智神学部とか書いていました(マーク模試では前述の2校を書いていました)。

 私立の一般受験に関してはスコアによる英検利用が使える中堅大学の経営学科という条件をもとにして、実力相応の武蔵大学と挑戦の中央大学に絞りました。


本番(2回目)

 共通テストは模試では合計56%くらいでかなり悪かったですが、本試験では65%ほど取ることができました。プレから90点ほど、現役時から15%ほど合計点数を盛ることができて、かなりうれしかったです。

 リサーチはバンザイより厳しいデータネットしか出していませんが、都立E 埼玉D 群馬B でした。
 現役時はオールEだったので、自分の中ではかなり成長できたと感じました。身の上話で申し訳ありませんが、私が通っていた高校の同期は信州大のリサーチが全員E判定でした。。。

 参考ではありますが、バンザイ締め切り後に発表された度数分布表を見て、信州大学応用経済学科の定員内に入れている可能性が高いことを知り、かなり誇らしくなったと同時に浪人に対するコンプレックスも消滅しました。どんな形であれ、満足する結果になってよかったです。


  先ほども書きましたが、2次の判定が埼玉経済B、群馬情報Aだったので、共テでボーダーさえ超えることができれば受かる自信がありました。実際、親などの第三者から見てもこの認識は正しかったようです。

 ですが、私は国立に出願しませんでした。いや、できませんでした。母親と「下宿しないで通学できる、かつ共テのボーダーを超えたら国立を受験してもいい」という約束をしていて、私には実家から「埼玉」という選択肢しかありませんでした(筑波はリターンがデカすぎるのでOKだった)。

 リサーチが帰ってきて、どちらのボーダーも超えていませんでした。


 父親は「群馬はB判だから受かる!! 浪人生活に耐えて、無事に共テも受けられたから最後まで付き合ってやろう。」的なことを言ってくれましたが、現役時に無駄に受験料を搾り取られた経験から母親がそれを断固拒否。

 結局、私は甘んじて国立を断念することにしました。


 一般に関しては、親は共通利用で大学に受かることはないだろうと考えていたようです。そのため、武蔵に出願するのは確定していました。しかし、共テ直後のリサーチで私立のA判を何個も見てしまった結果、「これ以上の出費は無駄である」という結論に達したようで、中央の受験料は払わないと断言されてしまいました。

 実際、共テのボーダーを超えることが私の受験における唯一にして最大の課題であったため、浪人期の10月後半あたりから共テに全掛けしていました。その反動で試験が終わり、リサーチも終わった1月の22日あたりからはゴミみたいな生活をしていました。

 現役の直前期に自らのふがいない合計得点にふてくされて不完全燃焼した記憶を急に思い出し、「深追いは厳禁である」ということを再確認した私は、一般前期の武蔵で受験を終わらせる決意を固めます。


 そんな感じで私の受験は終了しました。

余談

 全然関係ないですが、東洋大学情報連携学部は、一般入学が9割5分なので、浪人生・再受験生に非常にやさしいです(唐突なダイマ失礼します)。中央経済を受けられなくて四苦八苦していた時期もありましたが、「置かれた場所で咲きなさい」の信念で最善を尽くしています(誤用されがちなので、本来の意味は自分で調べてください)。


まとめ

 濃すぎる2年の受験でしたが、得られたものはかなり良かったと思っています。意図せず美化しすぎている部分もあるかもしれませんが、戦い続けてよかったと私は思っています。


 受験について言いたいこととしては、これは完全に戦略ゲーです(特に私立)。自分の特性に合った方式の試験を探すのが非常に大事です。
 あと、通学時間が実家・一人暮らし問わず1時間程度だとかなり快適に生活できるということも再三ですが伝えておきます。


 長々と自分語りに付き合ってくれてありがとうございました。

 

これから受験を迎える皆さんへ、

「無理のない範囲で行ける中で最も自身に合う大学とその学部を必ず受けて下さい!!」


あと、私が受験の真理だと思っている言葉を引用して結びにします。

「受験で大事なのは過程じゃなくて結果 

A判だろうがE判だろうが行きたいところに受かった奴の勝ち」

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