【ファッションは飾り】
待ちゆく人を見ていて時々感じるのが、メイクやファッションにメッチャ気合いが入っているなぁって人が多いこと。
これは男性も女性もです。
特に暖かくなってきて、白を基調にして爽やかにまとめたものや、花殻のワンピースやスカートなどカラフルな模様を可愛らしく彩っている人が目に飛び込んできます。
男性も白パンやライトピンクなど明るめのファッションが増えてきて、もう夏だなぁなんて感じます。
ファッションから季節感を得るについてはいいのですが、その人のイメージがどうか?についてとなると、これまた話が変わってきます。
上ではファッションだけを取り上げましたが、女性に関してはメイクも同様です。
何かというと、力の入れようが偏っているんです。
わからないんだから仕方ないといえばそれまでですが、あまりにもファッションやメイクや髪型で自分のイメージをつくりあげようとしてばかりいるように見受けられます。
例えは極端な方がいい、と以前ある人に教わったことがあるのでハッキリと例えます。
待ちゆく人の力の入れようが偏っているのを例えると...
「オマセ願望のある子供が大人の服を来てご満悦にしているが、ちっとも似合ってないどころか滑稽でしかない」
と、こうなります。
これが本当の子供なら微笑ましいワンシーンですが、これは例えて言っているだけで対象は街行く大人たちの話なのですから微笑ましいと言っているわけにいきません。
ファッションやメイクや髪型は、アナタを彩る飾りであって、決してメインではありません。
疎かにしていいのか?という話ではないですよ。
ファッションに気合いを入れるなら、それを着ている「あなた自身」にももっと気合いを入れましょう♪という話なんです。
「あなた自身」って何よ?
と思うでしょう。
それは「雰囲気作り」です。
あなたの「キャラクター」です。
ドラマや舞台で言えば「役作り」と言ってもいいでしょう。
この雰囲気作りがウマく行けば、もっとカッコイイ男なのになぁ、とか、もっと素敵な女性なのになぁ、と街で感じることが少なくありません。
大きなお世話ですよね?
はい、わかっています。だから街中で声をかけるようなマネはまだしてません(^_^;)
雰囲気は内からにじみ出るものです。
ということは、付け焼き刃ではダメだということです。
雰囲気が出来上がっていないのにファッションだけ整えても、それは「着せられている」だけで決して「似合っている」になりません。
「似合っている」人は、内からにじみ出る雰囲気のコントロール方法を知っていますから、どんな服でも「着こなし」ます。
それこそ一流の服から、普段着や家着まで、カッコよく颯爽と着こなすのです。
日本ももっとそういう人が増えるといいのになぁ...
そうすれば、もっと洗練された雰囲気になるに違いないんですが...
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