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ポジティブ契約取引とは?

今回はポジティブ契約取引(USDT建て取引)について解説します。

ポジティブ契約はUSDT契約とも呼ばれ、USDTを使って建玉と決済通貨を計算します。

例えば、BTC/USDTの先渡契約では、BTCが基準通貨、USDTがデノミネーションと決済通貨となります。

ポジティブコントラクトは、USDTを保有していれば、複数の主流通貨を保有していなくても直接コントラクトを取引することができ、1対1の対応取引を行うことができるので、非常に便利です。

先渡契約は、スポット取引の概念と同じように、最もシンプルな契約取引の種類です。

以下で例を挙げて解説します。

ロング
約定実現P/L = (約定倍率*平均終値-約定倍率*平均建値) *約定ポジション数

例えば、ユーザーは平均始値8,000 USDTで1,000 BTC/USDTの契約取引をロングし、平均終値10,000 USDTで1,000をロングします。

実現したP/L = (10000*0.0001 - 8000*0.0001) * 1000 = 200 USDT

ショート
実現P/L=(約定倍率*平均始値-約定倍率*平均終値)*クローズドポジション数

例えば、あるユーザーは、平均始値8,000 USDTで1,000 BTC/USDTの契約を空売りし、平均終値10,000 USDTで1,000契約の空売りを決済します。

実現されたP/L = (8000*0.0001 - 10000*0.0001) * 1000 = - 200 USDT

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