【あたらしい朝が来た】
あたらしい朝が来た
希望の朝だ
三年ぶりに開催されたラジオ体操
愛娘（小学三年生）は初参加だ
今日から早起き五日間頑張ろうと心に決めた
【事件は会議室じゃなく現場で起きてる】
さて念願の初日
自治会のラジオ体操で一悶着あった
6時30分のラジオ体操生放送が始まる
子どもも大人も体操をソツなく行う
事件は起きた
若いお母さんがラジオ体操第一が終了するや否や
ラジオを止めた
自前のラジオ持参のおじさん（韻を踏んでいる）から流れるラジオ体操第二が悲しく響く
子どもたちは戸惑いながらもラジオ体操カードにハンコを押してもらう
何なら自転車の後に子供を乗せて帰っていく親子も散見される
ここで立ち上がったのが自治会の重鎮たちだ
「ちょっと待て！第二までやるのがラジオ体操だろ！」
双方の見解はどちらが善悪かは判断出来ないケースだ
【それぞれの主張】
若いお母さん達の主張は
・時間もないし
・第二は子供達もわからないし
・ラジオ体操は第一だけで良い
よくわかる
昔からの重鎮達の主張は
・何故第二をやらない
・第二までやるからラジオ体操だ
・昔は毎日やっていた
現実と精神論の争いは決着がつかないが
双方winwinになる道を歩んでほしい
朝の忙しさもわかるし
昔からの思いや気持ちもよくわかる
ラジオ体操に来てもらう為の育成会のアクションも必要だし
気持ちよく参加できる地域作りも必要だと思う
【主役を間違えない】
あくまでも夏休みのラジオ体操の主役は子供だ
大人の都合で子供の時間を割いたりしては勿体ないよ
喜びに胸を開け
大空仰げ
ラジオの声に
健やかな胸を
この香る風に開けよ
それ一ニ三
それはともかく奇妙礼太郎のラジオ体操の歌はこの上なく最高だ
国歌にしても良いと勝手に思っている