モーターに関する雑感
私が配信する予想にはあまり足の記載がありません。モーターを見ていないわけではないのですが、それなのに足をあまり重視していないのには理由がふたつあります。
まず、好素性(これまでいい成績を残した)モーターも、果たしてその素性通りの結果を今節も出してくれるか、そこが甚だ疑問という点です。モーターにはどうやら相性というものがあるらしいですし、仮に相性がよくても技量や展開ひとつでその足を無駄にできるのが競艇です。モーター素性だけで戦績を予測するのは危険と言わざるを得ません。
それよりさらに大きな理由が、モーターはオッズに織り込まれやすいという点です。勝つために情報を利用するなら、多くの参加者が気づいていない情報でなければ意味がありません。しかし、モーターはとにかくバレやすい。せっかく目をつけた穴モーターも、ひとたび展示タイムがよければ売れてしまいますし、1着2着と重ねているとさらに売れます。狙い目としては初日になるのですが、こうなると相性の問題が再登場します。困った。
だからと言ってすべて手放してしまうのは味気ないというか、ちょっと思考停止が過ぎるのではと思うので、モーター界に片足を突っ込んでおくためにも、上記ツイートのような視点でピックアップしたりします。
ここで気をつけているのが、ピックアップしたことに満足せず、ちゃんとその選手が売れるかどうかを考えることです。どのような番組にどの枠で組まれたらどのような戦績の場合に買えるか、そんなことをざっと思い浮かべます。
例に挙げた浜先選手について、頭で流れる想定を文章化してみます。
こうやって想定しておけば、最も期待するのが「あまり目立たない戦績とタイムで迎えた3コース戦」なのはすぐに導けます。前づけクソ野郎が多い一節なので、3枠でも期待通りにならない可能性は高いですが、逆に2枠で期待通りになる可能性もあり、番組を見るモチベーションが生まれます。
こういった節限定の要素は、収束するまでデータを集めることができず、オッズの寄与率なども正確には判定できません。
なので、購入やレートアップの後押し材料にする程度の運用がベターだと考えます。たとえば、浜先の3コース戦、相手関係でだいたいこのくらいの直前オッズなら買えると踏んだとき、機素性がいいからやや甘めに判定して購入する。そんな感じです。
おまけ程度に、9月25日から開催されている唐津全日本王者決定戦(70周年記念)において、他に目をつけている2名をご紹介します。リツイートすれば無料で読める拡散乞食システムを導入しているので、お好きなように。
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