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「前付け」を制するものは!?

ボート界を制す!

とは言えません。
皆さんこんにちわ。

もう8月くらいにこの記事書き始めて気付いたら2か月・・・ちょっと色々な葛藤と改めて検証していたら時間が経ってしまった。

下の方ちょっとだけ有料設定にしてあります。
1レース舟券買うつもりでよろしければご覧くださいませ。もしかしたらビッグな配当を狙えるようになるかも。かもよ。かもね。


さてボートレースにおける「前付け」
これはピットから離れてからの待機行動中、自分の枠番よりも1つでも内側のコースに入っていく行為。あわよくば6号艇でもインコースにはいる。

この並びからピット離れて

ぶわぁーっと前に行って

先にインで構えちゃう

スタート時の並びは612345
こんなのが「前付け」
画像はわかりやすく極端な例だけど6コースから234コースにとか要は枠番より内側のコースに入ること。画像のようにピット離れで飛び出て内に入る時もあるし、ピット離れで遅れても強引に前に行くときもある。


そんな前付けがあるレース、皆さんは好きですか?
どんな印象がありますか?


ちなみに私は好きです。
なぜなら高配当決着が多い!気がするからw


そもそもなぜ「前付け」が起きるのか?

答えは簡単。ボートレースはインが強いから。

前付けは誰でも出来るのか?

答えはできる。誰でもやっていいよ。


もしまだボートレースが「競艇」だった頃の古いレースを見れるなら見て欲しい。みんなやってる。もう枠番とかぐっちゃぐちゃ。

でもなんかカッコいい。待機行動は鉄火場。そんなイメージ。

じゃあ今のボート選手はなんでみんなそんなに前付けしないのか?

答えは2つ。
1つは「モーターの変更」
1つは「持ちペラの廃止」

1つ目、確か6-7年くらい前、それまで使っていたモーターから現行のモーターに変わったんだ。どう変わったかと言うと「出力が下がった」

最高速なんかはあまり変わらないらしいけど起こし(アクセル握った時)からスピードのるまでが少し遅くなったとのこと。

前付けをすると必然的にスタートまでの助走距離が短くなる。するとスタートがバチっと決まっても長い助走からスピードにのってきた外側艇にあっさりまくられてしまう。

だから前付けのメリットもあるけどデメリットも大きくなってしまったということ。

2つ目、それでも古くからの選手は自分の持ち物として「プロペラ」を持っていた。自分だけのプロペラ、その形状を工夫して「起こし」から最高速に到達するまでを早くしたり、逆に「伸び」を強くして大外からでもまくれるようなプロペラにしたりと自分なりの戦法を持っていた。

もはやボート好きのバイブルというべきマンガ「モンキーターン」では洞口Jrがそんなペラで無双しているシーンもある。

因みに、必ず大外から進入することでで有名な「アウト屋」阿波選手。競艇で最も不利な6コースからなんと9連勝という記録もある。

要は選手としての色々な戦法が選べたのだ。
あとは昔だと先輩後輩の力関係なんかもあったという話はよく聞く。

でも今は違う。
モーターは同一で低出力
ペラはもとからついているもの

だから前付けすることのデメリットである助走距離が短くなってしまうことのほうが痛いのだ。

もちろん同一モーターでもパワーの優劣はあるし、ペラも自分好みの形に叩くことはできるけど以前ほどは差が出ない。

だから好んで前付けをする選手は少なくなってしまったのだ。

でも2020年現在、前付けを好む「イン屋」と呼ばれる選手は確かにいる。

そんな愛すべき「イン屋」代表的な選手をあげる。

3024 西島義則選手。
言わずと知れたイン屋代表。
待機行動中なのに内に入る為たまにモンキーターンで回り込んだりもする。過去SGやG1を何度も優勝し、今もバリバリA1級。私が前付け戦に興味を持ったキッカケとなる選手でもある。

勝手に宣伝で申し訳ありません。YouTuberの「シュガー」さんの動画が大きなキッカケだったので良かったら見てください。面白いです。

他にも

 3159 江口晃生選手。毒島選手の師匠でこちらもバリバリ第一線のA1級。ぐいぐいインまで狙い、少なくとも2コースには入る。そしてその2コースからの差しがまた絶品。他にも

3473 上瀧和則選手
最初の前付け画像の6号艇。現選手会長なのであまりレースには出ていない。ちなみに息子の絢也さんも最近ボートレーサーデビュー!他にも

①3919 村上純選手
個人的には 買いにくい。きたりこなかったりなイメージはある。イン屋の中では若手。おもいきりまくってくイメージ。

②3265 今村暢孝選手
基本的に2コースまではいる。テクニックもあるので連帯からははずせない。たまに道中うっかり抜かれるので注意。

③石川真二選手。ピット離れ上手く気付けば内にいる。同じく連帯からははずせない。笑顔がかわいい。w

④鵜飼菜穂子選手
女子選手の中では珍しく内に内にの闘志をもつ。最近はターンスピードで若手にやられがちだが女子王座三連覇など実績あるレジェンド。ちょうどこの記事書いてる時に次節での引退発表。同期のレジェンド今村豊に続いてまた1人艇界を去る。

⑤鈴木幸夫選手
おそらく上のイン屋の中で一番インに入る率が高い。そしてそのインから逃げたり飛んだり。個人的には買いにくいかも。

⑥深川真二選手
こちらも現役バリバリのA1レーサー。道中の追い上げ、狭い艇間への割差しは絶品。江戸川で前付けをした際、川の流れもありなんと起こしが45メートルになってしまった事もあり。あまりに深い進入で思わずアナウンサーが「深イン真二選手」と呼んでしまった伝説を作った。笑

動画見つけましたw

などなど。
他にも6枠の時だけ動く選手や、いろいろな勝負掛けの時にも動く選手、展示では動かないけど本番で急に内に入ってくる選手など。自分だけが知る情報が多いほど配当は旨味があることが多い。
是非探してみてほしい。


そんな「前付け戦」
個人的なイメージだと高配当決着が多いと思っていて、このnoteを書くにあたって可能な限りで遡って調べて検証してみた。

結果、高配当決着は確かに多かった。
それがある条件下になると更に多くなる傾向。

なぜ高配当が多くなるのか?
その答えはシンプル。
「どんなレースもイン逃げは一定以上売れる」

先述の通り前付けがあると内枠はスタートまでの助走距離が短くなる。前付けをさせまいと1号艇や内側の選手が抵抗すればするほど深い進入となりやすい。するとインの選手は逃げにくくなってしまう。


でもボートレースはインが強い。
それでも逃げるだろう、とインからも売れる。
するとオッズがばらける。簡単な話。


オッズがばらける=予想が難しい


違う。


オッズがばらける=予想が楽しい


こう考えよう。
そして前付け戦の予想で最初にくる分岐。
「インが逃げるか否か」

この見極めがもう予想の8割を占めるといっても過言ではないと思う。

通常の枠なり3対3でもそうだけどという突っ込みはおいといて。前付け戦においてはオッズがばらけやすい分、この見極めが特に大切かと思う。

そして私きなこは前付け戦においては
「インからは買わない」というマイルール。
インが逃げるかなーっと思ったら見。買わない。
だってインが逃げにくいんだもん。


そしてインから買わない時の買い方、頭決めは?
それはもう自分の中ではパターン化されている。


前付けにも種類がある。
そのパターンによって選手の級やオッズは関係なく購入。そんな買い方もありだよ。オッズみて何百倍だとびびって買わなくなってしまって、そんな時に限ってお決まりのその出目がきて高配当。そんな経験を何度もしたから。


パターン①
ピット離れで内にはいってくるケース。
代表的なのは石川真二選手とか。
例えば4号艇に石川選手がいたとして。

スタート想定は
412/356 もしくは 142/356

この場合は進入が深くならないケースがほとんど。
スタートまでの助走距離がある程度とれるならば買わない。もちろん1号艇の選手にもよるけどイン有利なボートレース、頭は1か4になることが多い。

オッズ的な旨味はあまりない。


パターン②
ピット離れは同じくらいでもそのあとぐいぐい内にくるタイプ。
代表的なのは西島選手や江口選手。
このパターンは同じ4号艇に西島選手がいたとして、進入が142/356 だとしても進入が深いことが多い。

繰り返しだが進入が深いと助走距離がとれない。助走距離がとれないとインが逃げにくい。

でもインからは一定数売れる。

私が狙うならこのパターン。
要は進入が深くなるかどうかを展示や選手性格から見極める。深くなる時は外からチャンス。

うん、シンプル。


前付け戦は進入が深いか深くないか。


この一言に集約される。


もう一度。


前付け戦は進入が深いか深くないか


これだ。 

そして外から狙う時の鉄則は「流す」
点数増やしたくない時は2単併用。
買う点数と配当とのバランスに注意。


もっと書こうと思ったけどやめた!
シュガーさんのチャンネル登録数が増えるほどオッズ的な旨味が消えてしまったから。笑


でも

もしこのnoteがきっかけに大きな配当的中したら、ご祝儀と思って是非下記部分の購入をお願いします(  ̄▽ ̄)みなさまの良心に期待です笑

進入が深い時の展開パターンが有料部分には書いてあります。

ボートはワンパターン。
その中の一つ、それを自分の武器の一つとして

「前付け戦」

一緒に楽しみましょう☆


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