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掃除とフィッシュスープ

朝9時に起床。今日は大変お世話になっているロエラの家を掃除する予定だ。

朝ごはんを食べ、掃き掃除、掃除機拭き掃除をして、整頓した。とても広い家だ。
今日は雨予報だったが晴れている。風は強い。

庭の林檎がもう落ちる寸前という具合で、昨夜もし取れたら収穫しておいてと言われたので高い場所から取っていく。傷のないものは冷蔵庫で半年ほど保存できるという。しかし、無農薬の林檎はほとんど虫食いがある。
バケツ三杯摘んだが、まだまだ林檎は残っている。

お昼を食べ、ロエラの末っ子が通う学校へ見学に行った。とうもろこし畑が広がり、垣根のペーロンを取って食べながら徒歩30分ほど。

途中、麦藁で作った馬のオブジェ目印の無人販売があった。

価格も安い。とてもオシャレに飾っていた。

学校に着くと、みんなの騒がしい声が聞こえてきた。リンゴを中心に様々な果実の畑の様な校庭の中で走り回ったり、ボールで遊んだりしている。

奥に行くと先生が焚き火してなにか作っている。

傍らで、ポップコーンや焼いたサンドウィッチをみんなに提供している。

完全部外者な僕も貰った。ここは小中一体の学校で、シュタイナーではないが、そういう感じの校風だ。
昼食は予約制で誰でも一緒に食べる事ができるらしい。
とてもオープンだ。

この時間は、学校が終わったアフタースクールの様な感じでみんな100%の力で砂を掘ったり、スケボーをしたりしている。本当に自由気ままに遊んでいる。

みんな自分の時間割を自分で組み立てる方式らしく、造形や音楽の授業も多い。
何より先生たちが強烈な個性をもっている。

シムリスハムンの駅に移動して日曜日にお礼の料理を作る食材の買い出しに来た。
中央の教会を改めて眺めると、北マケドニアのガリチニク村の建築と重なった。

豆腐は普通に売っている。味はわからない。

街にはリンゴが溢れている。僕も一日五個くらい食べている。人生で一番リンゴを食べていると思う。

風車の廃墟を眺める。田舎の方ではこの形をした風車をリノベーションしてサマーハウスに使っている人も多いという。

マッツの家でフィッシュスープをご馳走になった。スパイスが効いていてとても美味しく身体も温まる。
フィッシュスープに欠かせないディルが入っていなかったので聞いてみると、ディルは夏の植物で今はもう枯れたといっていた。これは秋のフィッシュスープ。

食後にアイスを食べた。
スウェーデンでもアンコウが獲れて食べるという。しかしかなり高価らしく、スペシャルだそうだ。

10時過ぎにロエラの家に戻ってきた。星が綺麗で寒い。

2023,09,22

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