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ゆったりしたガリチニク

今日は前日の疲れもあり、9時前まで寝てしまった。
外に出るが、まだ寝てる人も多かった。
遅い朝食を食べてゆったり過ごす。

今日は焼きたてのクレープのようなパンケーキ!好きなものを包んで食べる。生地がとても美味しく何枚も食べてしまう。

食後はゆったり話をしながら過ごし、自由時間だったので村の出口まで散歩に行った。
村の入り口には、いすゞのピックアップトラックとビールの看板が立っている。

谷沿いに獣道を進む。誰かが投げたホーローのポットが落ちていた。
マケドニアのキッチン周りにホーロー素材が多い。鍋類は、殆どホーロー素材だ。フライパンは無く、オーブン料理が基本。

少し歩くと廃墟があった。石垣の広さからして牧場系かもしれない。

近づいてみたかったが、草をかき分けた獣道が廃墟に真っ直ぐ続いていたので止めておいた。
ここは熊が多く棲息している事を思い出した。
数日前に乗馬で歩いた道の方まできて、折り返す事にした。今日はとても暑い。日陰が無いので汗をかいた。

帰り道、村の一番大きな教会の中を見学した。
前回もそうだったが、僕が教会の中に入ると外にいるお爺さんが祀られている沢山の蝋燭を消すのだ。
作法があるのか?受け入れられていないのか?前回に続き今回も蝋燭をあからさまに消されたので、何かあるのだと思う。
お爺さんに「ハロー」と挨拶をしても、気さくに返事をしてくれるだけなので尚わからない。

今日は16時から昼と夕食が始まった。肉とじゃがいも、トマトのサラダ。とても美味しい。
今夜19時半から地元民に向けてのプレゼンがあるので早々に片付ける。
と思いきや、マケドニアの音楽をバックに皆んなで踊り始めた。バルカンの人たちは本当に踊りが好きだ。

19時過ぎに会場へ向かう。まだ日は明るい。

教会前の広場でプレゼンが始まった。ここはかの有名な結婚式が行われる場所でもある。
中心を流れる湧水の音と共に各々プレゼンする。街は欧州の街並みとは違い、白い光りで包まれている。

プレゼンが終わり、夜の教会を見せてもらった。2階に上がると、寄付された絵画が多くとても雰囲気がある。お爺さんはとても好意的だ。

22時頃、少し歩いて唯一のレストランで打ち上げをした。

レストランの帰りに、ユーゴの車が止まっていた。旧ユーゴスラビアの車だが、街では頻繁に見かける。
0時過ぎに帰ってきて皆んなゆったり過ごし、パーティーは無く寝た。
明日は遠くまで歩いて魚をバーベキューするらしい。
日本人はもちろん、アジア人が周りにいない環境。やっと少しづつ会話ができてきた。気がする。

2023,08,18

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