寂しさと願い

私のトラウマは小さなときの自分自身そのもの。愛おしいほど涙で彩られてしまっている。悔しさと悲しさ、無力さと底知れぬ怒りのエネルギー。でもさ、その宛先って何なんだろ。当時は、止められない親父の暴力だったのかも知れないし、助けられない母親の病弱さだっのかも。辿り着けない宛先。辿り着けなかった宛先。本来、その想いは、その想いとして行きたかった場所があるはずなのに。叶わぬ願いなのか。

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