成人式・・・の想い出話など

 昨日までの3連休,世間では成人式の話題が目立った.私の知り合いにも今年成人式を迎える人が多くいる.めでたい限りである.

 私自身は,成人式には参加している.といっても,私の中で楽しみだったのはその前後である高校の同窓会と中学の同窓会の方だったが.

 高校の同窓会は,ゆったりと同級生と喋るのがとても心地よかった.高校の卒業シーズンは大学受験期と丸かぶりしているため,卒業時に落ち着いて話す機会はほとんどなかった.成人式の時期になると,浪人組も大学生になっている人が多く,やっとみんなが落ち着いて楽しいひと時を過ごせる瞬間が来たなという思いに浸ることができた.

 翌日の成人式では,中学の同級生と会うのも久しぶりだったし面白かったのだが,友人のご両親と会えたのが嬉しかった.友人だったら今後も個人的に約束を取って会える人が多い中,友人のご両親は滅多に会えるわけではないので,これは貴重な機会だった.僕自身,友人のご両親の皆様方には可愛がってもらえた記憶があるので,挨拶できてよかった.

 その日の夜は中学の同窓会.ここで先生方6人と再会できたのが嬉しかった.ちょっとはこの人たちと対等に喋られるようになったかな,という思いがある反面,まだまだ勝てんな〜という思いも抱いたり.私は中学時代の先生は基本的に好きな人ばかりだったので,こうして集まっていただけたのはありがたいことこの上なかった.そのうち1人の先生とは,来年の教育実習でまたお世話になる可能性があるので,そうなればいいなと思う.

 私は2020年11月13日時点で24歳1ヶ月となるが,今年成人を迎えた人たちを眺めていると「若いな〜,その未熟さがとても輝いて見える」と思った.それは私自身の4年前に対しても抱いた感情である.

 私もこの4年間で様々な体験をし,自身を磨いてきたつもりではあるが,今年の成人シーズンでは4年間で積み重ねてきたものが確かに存在することを確認できた.それは一言で言うと「感性」.漠然としたものしか積み上げてきていない,という自覚はあるが,それでよかったのかな,とも思う.

 日常的に子どもと接する機会が多い生活をしているため,自分の人生を振り返ることは少なくない.振り返ること自体,あまりいいイメージを抱いていない私だが,たまに振り返ってみると,新たな発見がたくさんあり,それが未来の自分へと繋がっていく.私にとっての成人式は,まだ動いているみたいです.そして,これからも動き続けることでしょう.

 引き続き,なりたい自分になるべくして,日々を生きていこう.

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