見出し画像

[NJSM]第8節振り返りと後半戦展望!!

シーズン全16節のうちちょうど半分が終了しました。

第8節はAB両サーキットでメンバーに偏りが出てしまった感じで、Aは言うならば「死のグループ」、Bは「裏街道」でした。

実績上位者たちの「本命戦」~Aサーキット

Aサーキットには57・松岡、46・平澤、85・源、81・高田というこの競技をリードする4人に、前シーズンランキング4位の96・藤原、7位の79・石黒と、16・桐谷、80金原、101・中井戸、98・古井といった年間シードの実力者たちも加わりました。
ぶっちゃけ、冒頭に挙げた4人の優勝戦進出は堅そうな感じで、残り6選手が争う優勝戦の枠はわずか2つというガチガチの戦いが予想されてました。

予想外の活躍を見せたのは予選で5番手に食い込んだ1016・図師だけという結果になりましたが、この選手も優勝戦までは届きませんでした。
このサーキットには4ケタ番台のエースこと1002・木村も出ていたのですが、デビュー戦の勢いはどこへやら、ここ数戦は「確実に予選は通過するものの上位の高い壁は越えられない」というイメージがつきつつありますね。

優勝戦の「2枠」は98・古井、80・金原が手中にしたものの、勝ったのは81・高田。今期2勝目です。

最後に待っていた波乱~Bサーキット

一方のBサーキットはよく言えば予想の難しいわくわくする、意地悪な見方をすれば華に欠けるメンバーによる一戦になりました。
参戦している年間シード勢もこのところ調子を落としている1・玉木、26・橋口、70・日上、90・岡田など、いまひとつぱっとしない顔ぶれで、今季のポイントランキング上位で唯一参戦している102・神尾の優勝は固いと見られていました。

こうして始まった予選、102・神尾は全勝で1位通過を果たします。
予選2番手は59・本村、3番手は84・奥原。こちらもまあそうだろうなという感じですよね。

しかし波乱は準優勝戦で待っていました。
1004・本橋、99・東野、70・日上(!)、103・鮎川、90・岡田との対戦となった102・神尾はここで痛恨の2位フィニッシュ。ぎりぎりでの進出となった優勝戦では59・本村の後塵を拝してしまい、大会2位で日程を終えることになってしまいました。

第7節までのシーズンポイントランキング1位2位の85・源、102・神尾がともに準優勝でしたが、メンバーのそろったAサーキットで星のつぶしあいを強いられてしまった85・源を102・神尾が再逆転しリーダーに。しかしながら2人のポイント差はわずか10。1ゲームで逆転が起こる点差です。

王者争いは10人に絞られた???~後半戦展望

さて、シーズンも残り8節となりましたので、シーズン王者争いも楽しみになってきました。

みどころは57・松岡が5連覇(前回のエントリで4連覇とか書いてしまいましたが正確には5連覇ですね。コロナ禍による短縮シーズンがありましたので4連覇は達成済みでした。すみません)なるか、それとも新王者誕生か、というところですが、今のところ57・松岡はポイント5番手。リーダーの102・神尾とのポイント差は約250ポイント。
しかしながらすでに7戦を消費している102・神尾に対し、57・松岡はまだ5戦しか消費していません。57・松岡であれば1節の試合で125ポイントくらいとるのは簡単なので(すごい話ですね)、じゅうぶんに射程圏内です。

残り参戦数が多い他の有力選手では81・高田もシーズン王者の資格があると言えます。81・高田は残り8戦に参戦可能。ポイントランキングこそ現在30位ですが、今シーズン優勝2回と絶好調なので終わってみれば・・・ということがあり得そうです。

現在ポイント2位の85・源は常識的に考えればもっともシーズン王者に近い存在と言えます。
102・神尾とほぼ同ポイント、年間シード持ち、そしてゲーム内容でここまで他の選手をリードしています。
85・源も残り5戦。1ゲーム当たりのポイントが高いクラシック戦も2戦含まれてますので、有利は動かないでしょう。

昨シーズン2位の46・平澤も57・松岡同様、残り7戦を残しています。どこかで優勝するでしょうから、少なくとも上位には食い込めるでしょう。

残り7戦の上位勢では59・本村と16・桐谷、101・中井戸にもチャンスがありそうです。
残り5戦ではあるものの、ポイントランキング3位(いつの間に!?)の96・藤原、4位の80・金原にも十分に可能性があると思われます。

ただ現在ポイントリーダーの102・神尾がへまをしなければ、つまり実力通りの結果を残し続けることができれば王者の座は固いとも思います。
第10節のクラシックで優勝できれば現実的なものとなってくるでしょう。

シーズンシード争いは不確定要素多し~後半戦展望

シーズン王者争いももちろんですが、シード争いも熾烈を極めそうです。
ポイント制度が変わり、どのあたりがボーダーラインなのか見極めが難しいのですが、評論家の声などを聞いていると「960ポイント」が目安になりそうですね。

ということはざっくり480ポイントあたりが現時点でのボーダーと考えられます。
現在484ポイントなのが30位につける81・高田、469ポイントが31位の64・帆南ですが、このあたりでしょうか。ただ81・高田は8戦を残してますのでまず安全圏でしょう。64・帆南はちょうど残り6戦ですのでギリギリ足りない可能性があります。

81・高田とは逆に残り参戦数の関係でギリギリになりそうなのは26・橋口と91・新田、17・本村、83・三笠です。これらの選手は残り4戦。それぞれランキング14位、15位、20位、23位につけてはいるものの、ここまでのペースのままだと厳しそうです。

反対に、現時点で上位32位圏外ですが、残り参戦可能数が多く、シード争いに加わってきそうな選手は、2010・里村(現在61位)、2008・藤里(同42位)、99・東野(同45位)、2002・小此木(同75位)あたりでしょうか。ただし99・東野以外の3人は予備予選からの参戦が義務付けられていますので、クジ運次第ではそもそも12戦フル参戦できないかもというリスクもあります。

4ケタ番台のシード獲得予想は?

シード争いを占ううえで難しいのが4ケタ番台の選手たちの存在です。
セミシードを持っている1002・木村以外の4ケタ番台選手はみなH2H方式の予備予選を経ての参戦になりますので、実力があっても組み合わせ次第で予備予選敗退があり得ます。
予備予選さえなければ、1004・本橋、1021・佐渡、1020・松尾、2004・大垣、2005・篠原あたりはシード争いに確実に絡んでくると思うのですが。。。

こういった不確定要素鑑みて、あえての予想です。

【シーズンシード当確】
102・神尾、57・松岡、85・源、81・高田、59・本村、101・中井戸、46・平澤、98、古井、96・藤原、80・金原、16:桐谷、19・見城

【シーズンシード濃厚】
79・石黒、90・岡田、1002・木村、3・冬木、84・奥原、100・照井、1004・本橋、15・藤本、18・門脇

【シーズンシードチャレンジ】
2010・里村、2008・藤里、40・戸枝、64・帆南、92・川島、99・東野、1021・佐渡、1020・松尾、2002・小此木、87・高橋、2005・篠原、91・新田、88・水森、67・飯岡、78・松田、17・本村、5・高野、33・井上

39人挙げました。【濃厚】【チャレンジ】に記載した中から7人は獲得ならず、という予想です。

逆に現在のシーズンシード持ちで、更新が厳しそうなのが
77・原田、14・富津、103・鮎川、26・橋口、58・小池、49・伊地知、1・玉木、61・麻木、9・笛木、70・日上、63・水尾
です。
長らくシーズンシードを守った1・玉木、9・笛木の名前をここに挙げなきゃならないのには何とも言えない気分ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?