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[NJSM]ファンの期待に応えるカード編成のために(第5節)

マニアックすぎる視点からの単なる愚痴だとわかっちゃいるのですが。。。

4ケタ番台の新鮮なプレイヤーが0番台の「旧勢力」にどのように挑むか注目が集まっているタイミングで、

  • 57・松岡、46・平澤ら昨年までの主役たちが休養

  • 1on1一発勝負形式(H2H方式)の予備予選で好カードが連発され、実力者たちが予選進出を阻まれる

というのはどうかなーと思ってしまいました。

ひとつ目についてはしょうがない。選手のケガ等を防ぐためにルールが変わり、1シーズン前16節のうち12戦にしか参戦できないということになりましたので、選手たちは計4節の休養をどこかで挟まねばなりません。
でもまさかこのタイミングで57・松岡、46・平澤、100・照井、16・桐谷、81・高田、98・古井が一斉に休んでしまうとはって思っちゃいますよね。

予備予選脱落者が多すぎる!

むしろ堂々と問題にしたいのはふたつ目です。
ひとつ目の事情があって、特に年間シード持ちの有力選手が欠場した今節、年間シードを持たない有力選手が準優勝戦、そして優勝戦で力をぶつけ合うことを期待したファンは多かったと思います。
にもかかわらず、今節のH2H予備予選で19・見城(18・門脇に敗れ敗退)、2004・大垣(1004・本橋に敗れ敗退)、2002・小此木(1002・木村に敗れ敗退)ら有力選手が他の有力選手と対戦して敗れ、予選進出はなりませんでした。
特に19・見城はここ2節連続で優勝戦まで残っており、予備予選のクジ運さえ悪くなければ予選・本戦での活躍が有力視されていただけに残念です。
また、1枠しかない敗者復活枠でギリギリ予選進出はできたものの1006・大石もあわや予備予選敗退の危機に瀕するなんてことも起こっています。
文句があるなら勝てばいい、負けた選手が悪いのだ、というのはよくわかりますし、選手たち本人もそのように言うでしょう。
ただちょっと今のやり方には問題もあるんじゃないかなって思います。

今回の予備予選は史上最多100選手が参戦し、40の予選枠を争いました。つまり60選手は予備予選で1~2回、1on1の対戦を行っただけで今節を終えたということになります。
ぶっちゃけちょっと多すぎないでしょうか?
これに対して、ファンの間ではいくつかの改革アイデアが出ています(連盟でも当然話し合いがされていると信じたい)。

アイデア1・Cサーキットの実施

いま、ひとつの節は36選手の参戦枠があるAサーキット、Bサーキットの2つのサーキットで行われており、参戦資格を持った選手はそのどちらかに参戦できます。
つまり1節合計の参戦枠は72あることになりますが、それに対し、登録選手の数は約150人。およそ半数の選手は予選にすら参加できないということになります。
そこで、同規模のCサーキットを開催して、予選参戦枠を増やすのはどうか、というアイデアがあります。
こうすることで登録選手の約3分の2にあたる108名が毎節ちゃんとした試合に臨めるてなわけです。
ただ、このアイデアには

  • ひとつの大会における上位勢と下位勢の実力差が開きすぎ、予定調和的な対戦結果が多くなる

  • 上位勢同士の対戦が少なくなる

  • 日程が厳しくなり、十分な休養日を取ることができない選手が出てくる

などの欠点があると指摘されています。
1つめと2つめは確かに嫌ですね。
参戦36選手中、上位ランカーが2人か3人で、ほかの30選手以上が上位ランカーに太刀打ちできないなんてことも起こりうるってことですもんね。

アイデア2・H2H方式の廃止

予備予選で行われているH2H方式は選手の身体的負担を抑え、スムーズに日程消化が行えるというメリットから導入されています。きっと。
ただ100人もの選手がH2Hで対戦するなんてのはふたつめのメリットである日程消化という面において好ましくないという状況が生まれているのではないでしょうか?
H2H方式をやめ、予選と同じく6選手によるゲームを行い、上位勝ち抜き方式を導入すれば、問題は解決できるのではないかというアイデアです。

このアイデアのデメリットは

  • (特に勝ち抜き選手の)身体的負担が大きい

  • クジ運による有力選手の敗退リスクは回避できない

です。
確かに予備予選で全部「使っちゃ」って、予選には余力が残ってない、みたいな選手も出てきそうです。

アイデア3・2部リーグ的存在の創設

わたしが推したいのはこれです。
アイデア1に似ていますが、Cサーキットではなく、新人選手や参戦歴、生涯ポイント数が一定以下の選手だけが参加できるサーキットを創設するのです。
このサーキットでは勝利しても少ないポイントしか得られないなどにすることで、上位選手の参戦回避→下位選手中心による実力が同等の選手同士の対戦を促します。
ゴルフのステップアップツアーみたいなイメージです。
でもこのアイデア、参戦資格とポイントをうまく調整しないと

  • 「下位サーキット荒らし」的な選手が年間王者に就きやすくなる

  • 年間王者が下位サーキットで決まってしまう

てなことになってしまいそうです。
そうですねえ、、、明日この制度が導入されると、下位サーキットで102・神尾が無双して、上位サーキットで星のつぶしあいを演じた57・松岡、46・平澤、85・源らと一度も対戦することなく、ポイントで上回り、年間王者になってしまうなんてことが起こるかもしれません。
これはこれでまずいですね。

いずれにしても、選手数が増えた今、従来のままの予備予選を続けるのは無理があるかもしれません。
来シーズンからの改善を望みます。



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