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静まるものは司る

昔、お金は御足(おあし)と呼ばれていました。通貨には見えない足があって、持ち主の意志とは関係なく勝手に動き回るということです。はいって来た途端出ていく。行方も分からず出てゆく。一時も静かに収まってくれないのです。


皆さんにも心当たりはありますか?

お金が目まぐるしく活発に走り回っていては、私達は大変です。安定も安心もあったものじゃない。振り回されてしまうのです。

だからこそ、『静まるのもは司る』

入ってきたお金の足に制限をかけるもよし、縛ってしまうもよし、重く堅牢な所に収めるもよし、とにかく静まってもらうことを考えていきたい。

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