公式転生プロジェクト日記 14(終)

31日。イベント最終日。
この日はそにあさんの配信三枠のみの視聴であったため、個別の感想は割愛。イベントの総括的な話をして終わりにする。
暫定一位は水瀬しあちゃん、そにあさんは暫定二位でイベント終了となった。(イベントの最終集計は四月一日の昼に出るため暫定)

ここから先は、イベントの最終結果が出た後に書いている。

最初にこのイベントが発表された際、コメント欄やざっと見たTwitterの反応が極めてネガティブだったことに、驚き戸惑ったことをよく覚えている。
そもそも「VRoidのプロモーション事業である限り、事業そのものが頓挫しない限りは全員3D化するはず」「多忙な人気イラストレーターがモデリングも兼任する以上、全員分揃えるにはかなりの時間がかかる」「ではその順番を不公平感なく、SHOWROOMというプラットフォーム内で決めるにはどうしたらいいか?」と考えたとき、これは蠱毒でもなんでもなくただの事務所内オーディションなのである。
実際キャラデザの段階で、四人転生者が出ることとなったTiv先生はスケジュールを確保することが出来ず、監修に留まっている。全員足並みを揃えて3Dモデルを出そうと思ったら、先に完成したモデルすら出していくことが出来なくなってしまう。
その順番をファン層、あるいは配信者たち自身の実力に委ねたことは、妥当だったと考えている。
あとは、リスナーの課金はあくまでリスナーの意思で行われるものであって必須事項ではないし、今回はきちんと彼女たちの懐にも入るので、そこを問題視するのは違うんじゃないかなと私は思う。
運営へのヘイトが高いのは知っているし、私自身好意的に見ているわけではないが、定かでない運営の悪意を想像して過剰に悪く考え過ぎな雰囲気があった。

結果として、始まってみればそこまで悲観的な雰囲気ではなかったし、アバター権獲得のために各所に応援に行く・コメント欄や配信を通じて疑似コラボ――あるいは脱法コラボ――する者もおり、無事にイベントは終了した。
Twitterでも発言したが、私はこのイベントがあってよかったと思っている。
今回の転生組で私が特に推していた三人、「三田そにあ」「縁うか」「白石ひなた(ひなわんこ)」は、率直に言えばデザインの時点では推すほどの好みではなく、企画力や配信の雰囲気などはお披露目だけではわからず、この全員参加イベントがなければじっくり配信を見る機会はもっとずっと遠かったかもしれないからだ。
もちろん名前を挙げていない子たちも、いずれも魅力的であり、その魅力を早々に知るきっかけになっただけでも、私にとっては意味があった。
これらはあくまで「私にとって」の話で、リスナー及び配信者の中には、葛藤をはっきり口にする者もいたしその思いは様々だろう。しかしそれらを勝手に想像して代弁するべきではないので、念を押すようだが、これらの記事の全ては言うまでもなく私個人の話だ。

今後の3D化の順番をどうするのかはわからない。
同じ形式はさすがに……と考えている人間が多いようだし、順位が固定化してきて「人気・不人気」といった括りが出来てしまうのは、私も非常に望ましくない。(主に二次元アイドル系コンテンツなどで、不人気キャラへの煽りやいじりで大変不愉快な思いをしてきたので……)
何にせよ、その時はまたその時に出された情報や状況で考えるべきことだろう。

話は変わるが、オーディション中にしあちゃんがYoutubeで外部とのコラボをしており、先日は九条家の身内コラボ、また直近ではそにあさんがエレコムのマキオさんとのコラボを予定している。
コラボや動画を含めた二期生の本格的な活動ももちろん楽しみだし、一期生も二期生が来たことでまた活動の幅が広がるだろう。
私はオーディション極が初めて触れたバーチャルだったので、これからの彼女たちの活動がどんなものになるのか、あまり想像がつかない。大好きなタレントたちの活動として、新しいことに触れられるのはきっととても楽しいことに違いない。
AVATAR2.0メンバーの今後の活躍を願って。

青トマト

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